『2018WPA男子ナインボール世界選手権』途中経過
会場の様子
『世界プールビリヤード協会』(WPA)が主催している『2018WPA男子ナインボール世界選手権』がカタール・ドーハで開催中だ。現在最も権威のある大会で、ナインボールの王者が誰になるのか?世界中が注目している。ステージ1を突破した
赤狩山幸男・
飯間智也・
高野智央、シード選手の
大井直幸・
栗林達・
土方隼斗・
羅立文・
川端聡が13日から始まったステージ2のグループラウンドに挑み、ベスト64が選出された。
舞台となっているカタール・ドーハ
ステージ2ではステージ1を突破した12枠・WPAシード24枠・APBUシード20枠を含めた128名がベスト64を懸けて戦った。ベスト64となるグループラウンドでは128名16組各8名、ダブルイリミネーション・9ラック先取・交互ブレイクで、各組4名の通過。
グループラウンドを戦う羅立文
大井・飯間・高野はグループラウンドを2連勝で突破した。高野は初戦を9?7で勝ち上がると、続く第2戦は元世界チャンピオンの?珈慶(中国)相手に9?8と見事接戦を物にし、決勝ラウンドに進出した。
赤狩山・栗林・羅はダブルイリミネーションの敗者側から決勝ラウンドに進出した。惜しくも決勝ラウンドに進出できなかったのは川端と土方。両者ともにあと1勝すれば決勝ラウンド進出のところでグループラウンド敗退が決定した。
決勝ラウンドを戦う赤狩山幸男
決勝ラウンドは64名よりシングルイリミネーション11ラック先取交互ブレイク、決勝のみ13ラック先取。
日本時間17日16時から始まった決勝ラウンドは、大井直幸がスペインのフランシスコ・ディアスピサロと対戦し7?10の状況からヒルヒルまで追い付いたが、接戦を物に出来なかった。
高野はフィンランドのキャスパー・マティカイネンと対戦し5?11で敗れた。残る試合、飯間智也VS呉珈慶(中国)、羅立文VSKonrad Juszczyszyn(ポーランド)、栗林達VSフランシスコ・ルイス・サンチェス(スペイン)、赤狩山幸男VS柯秉中(台湾)は18時30分試合開始となり、現在進行中だ。日本人選手の活躍に期待したい。
※写真提供:WPA