東日本グランプリ第8戦@バグース六本木店
12月9日(日)、東京・六本木の『バグース六本木店』を会場に『東日本グランプリ第8戦』が開催される。フォーマットは交互ブレイクのテンボール。前日の関東予選は9ラック先取で行われ、2日目の決勝日は8ラック先取となる。
会場となる『バグース六本木店』
『第51全日本選手権大会』が閉幕し、JPBA勢はベスト16になんと8名が残るという見事な結果を残した。さらに言えば、その内の6名が東日本勢ということで、東日本のレベルの高さが窺える。今回、その健闘を見せてくれた選手達の中で残念ながら選手権優勝の
高野智央は世界選手権ステージ1に参戦するため欠場となっているが、その他の選手は揃って参戦する。
今回のグランプリでは例年通り、グランプリイースト年間ランキング表彰があり、プロ1位から3位、アマチュア1位が表彰される。東日本勢にとってはこれこそがシーズンの最終戦であり、良い結果で2018年を締めくくりたいだろう。では、現在のプロ1位から3位のMVP候補は誰なのか?
3位・土方隼斗
第3位は980ptで
土方隼斗。土方は第6戦・第7戦と連覇中であり、最終戦にも優勝シードとして2日目から参戦となる。今年はシーズン後半にギアを上げてきた印象があり、最終戦でも間違いなく優勝候補として注目すべき選手だ。昨年は1位でグランプリを終え、年間MVPを獲得している。3連覇を達成し逆転でMVPなるか?
2位・栗林達
第2位は1000ptを獲得している
栗林達だ。栗林は先日の『第51回全日本選手権大会』で、高野と23年振りとなる日本人同士の決勝を戦った選手であり、自身2度目の準優勝となった。昨年のグランプリ最終戦は優勝こそしたものの、3位で終了しMVPを逃した。今年は現時点で2位に付けており、MVPが手に届くところにあるだけに最高の形でシーズンを終わらせたいはずだ。
1位・大井直幸
現在MVP候補に最も近いのが1100ptで
大井直幸だ。大井は今年、東日本に移籍して開幕3連勝。移籍初年度にも関わらず、現在1位と相変わらずの強さを見せている。JPBA統一ランキングでも1位の座にあり、今回のグランプリに勝って、文句なしの2年連続年間MVPを決めたいところだ。
4位・羅立文
5位・東條紘典
土方から大井まで120ptの間でしのぎを削る戦いとなっているため、成績次第では誰が1位になっても不思議ではない。上記の3選手以外でも、4位の
羅立文や、5位の
東條紘典など、強力な選手は多く揃っている。大井の優勝で始まった今年のグランプリ。最後も大井の優勝で幕を下ろすことになるのか、それとも他の選手が追い上げる結果になるのか。トッププロ達による年内最終戦、なんとしても目が離せない。
尚、試合終了後には恒例のプロアマ懇親会が開かれる。豪華景品が当たるビンゴ大会もあり、プロ選手と気軽に話す事ができる数少ない機会だ。男性2,500円・女性2,000円となっている。お時間に余裕のある方はこちらも併せてご参加頂きたい。