神箸渓心は、5月の全日本選手権に続くビッグタイトル獲得(写真は5月の全日本選手権)
国内スヌーカー戦線のビッグトーナメント、『第18回スヌーカージャパンオープン アダムジャパン杯』が12月1日、2日(土・日)に群馬の『G-Spec』を会場に開催され、決勝戦で遠藤厚をフレームカウント3-1で下した神箸渓心が昨年に続く大会連覇を果たした。
大会には計20名が出場し、まずはシード選手を除いた12名が4組に分かれてベストオブ2(2フレームマッチ)のリーグ戦を行い、各組の上位2名が、ベストオブ5(3フレーム先取)となるベスト16からのトーナメントに進出。
ここから登場した神箸は、1回戦でチャクリット、ベスト8戦で上豊樹をそれぞれ3-1、3-0で下して準決勝に進出。ベスト16戦で増田大助、ベスト8戦で持田真史に勝った松村浩史と対戦、ここも3-1で制した神箸が昨年に続いて決勝戦へ。その相手は今年5月の全日本選手権準決勝でも対戦した遠藤厚となった。
決勝戦は神箸が28-45からの逆転で第1フレームを取り、第2フレームは遠藤が56点のブレイクで70-として取り返す。しかしここから地力に勝る神箸が続けて2フレームを連取して勝利し、嬉しい大会連覇の達成となった。神箸はこれで、国内2大トーナメントである5月の全日本選手権と12月のジャパンオープンで2017年から負けなしの4連勝となった。