今日は1回戦と勝者最終開催
11月19日(月)から兵庫県尼崎の「アルカイックホール・オクト」を特設会場に始まった『第51回 全日本選手権大会「寬仁親王牌」』。本日11月21日(水)の午前9時過ぎより男子予選ステージ2が開始された。
テンボールで開催される男子全日本。ステージ1は、9ラック先取のシングルトーナメントで行われ、全国規模の主要なアマチュア大会優勝者など実力のある国内アマチュアと海外選手がステージ2への26枠を目指した。
今年の「全日本ジュニア9ボール選手権」覇者、杉山功起などがステージ2進出を果たしている
ステージ2からは、JPBAプロランキング上位70名程や、実績のある海外選手も参戦。全日本男子は、WPA世界ランキングポイントの対象となっているため、例年海外のトッププレイヤーが多くエントリーする。現在世界ランキング2位の
張栄麟(台湾)や3位の
カルロ・ビアド(フィリピン)の他にも、今年は、7月の「ジャパンオープン」で数年ぶりに来日した
ジョニー・アーチャー、そして、お馴染みのフィリピン勢、台湾勢などが参戦している。
ボスニアから参戦したSanjin Pehlivanovic
128名がベスト64からの最終ステージ進出をかけ、9ラック先取、ダブル・イリミネーションで試合中だ。ステージ2初日の今日は、1回戦と1回戦勝者同士で行われる勝者最終戦(17時20分より)が開催されている。
現在JPBAからは、
大井直幸、
栗林達、海外勢では、
トーステン・ホーマン(ドイツ)、
柯秉逸(台湾)などが勝者最終進出を決めている。また、昨年覇者の
ヨハン・チュアは、元トッププロの大橋清孝を9-6で制し勝者最終に進んでいる。チュアと大橋の一戦は一時は5-5のタイスコアとするなど競った展開となったが、大橋は一歩及ばず、チュアが2連覇への近道を進んだ。なお、世界ランク7位、台湾の呉坤霖が同胞のTang Chien Tingに6-9で敗北する番狂わせも起きている。
プロ引退後も実力は健在の大橋清孝
敗者側の2試合と最終ステージ1戦目のベスト64は、明日11月22日(木)に行なわれる予定だ。ステージ2のライブスコアは
大会サイト見ることができる。また、Youtubeにてライブストリームも行われている。
今年はシルバーメッシュのチュア