第68回大会@名古屋『ビリヤードJIN』
11月3(土)?4日(日)、「第68回全日本アマチュアスリークッション選手権大会」が開催された。全国各地区の予選を勝ち抜いた代表者20名が愛知・名古屋の『ビリヤードJIN』に集まり、日本一を競った。
会場のビリヤードJIN
初日の3日(土)は20名が4組に分かれてのリーグ戦でセミファイナルが行われた。25点先取にて各組の上位2名がファイナルリーグへと進んだ。
ファイナルリーグへ進んだのは以下の8名。静岡の田中を除いて関東、関西代表の選手がファイナル進出枠を占め、関東、関西の層の厚さと水準の高さが表れる形となった。なお、前年度選手権者の田中亮一(九州)は、セミファイナル1組で惜しくも3位に終わり、連覇には届かなかった。
下川晃義(関西)
田中喜代志(静岡)
山下真一(関西)
久保寺隆(関東)
平野雅則(関西)
榎本光昭(関東)
古井洋司(関東)
三戸雅之(関東)
ベスト8の面々
ファイナルリーグは翌日4日(日)の午前10時よりスタートした。2組に分かれ、各組4名のリーグ戦で同じく25点先取で行われた。その中で、各組の1位から3位までが順位決定戦へと進み、1位同士が優勝決定戦、2位同士が3位決定戦、3位同士で5位決定戦が25点先取でなされた。組合せは以下。
優勝決定戦:榎本光昭 vs 三戸雅之
3位決定戦:田中喜代志 vs 平野雅則
5位決定戦:下川晃義 vs 山下真一
決勝戦バンキング 三戸(左) vs 榎本(右)
優勝決定戦では、関東代表の榎本が三戸を25-19・17キューで破り優勝を果たした。3位には平野を5点に抑えた田中、5位には下川がつけた。決勝を戦った榎本と三戸は、関東予選でも対戦しており、予選で25?23で三戸を制していた榎本がまたも白星をあげての初・全日本制覇だった。
嬉しい初優勝の榎本光昭
手前左から、準優勝・三戸、優勝・榎本、3位・田中。奥左から、4位・平野、5位・下川、6位・山下
photo by KEI Ohnishi