The ultimate pool challenge cards
今回はアーティスティック・ビリヤードの第一人者マイク・マッセイが監修しAPA(American Poolplayers Association)が制作した『アルティメイト プールチャレンジ カード(アドバンスド)』をご紹介します。
カードの数だけ配置が用意されており、見ているだけでも楽しいです。
このカードには1枚1枚にそれぞれ課題が書かれており、それにチャレンジしていくものです。普段の練習がマンネリ化してきた時や仲間や友人達とワイワイ楽しくビリヤードをする時にこのカードは最適です。
手前の球を入れた後、左ヒネリで白い枠の中にポジションさせ、上の2球を取り切ればクリアです。微妙な力加減が難しい!
カードを何枚か見てみると、低難易度のものはセンターショットや、的玉を2球ないし3球取り切るだけ(それでも難しい)で良いのですが、高難易度のものはヒネリを駆使して的球をポケットした後に手球を所定の位置にポジションさせるものがあります。中にはトリックショットができるカードもあり、バリエーションが非常に豊富です。どれも一筋縄ではいかない課題ばかりなので新鮮な気持ちでビリヤードを楽しめます。
比較的簡単なほうの課題に挑戦しましたが舐めてかかると足下をすくわれます
こちらは的球2球を両方ともポケットしなければいけないという課題です。解説によると手球の下を撞き、ドロー回転で手前の4番に当てることで4番に順回転が掛かり、1番に当たったと同時に4番も前進しポケットされるという仕組みです。一見穴前で楽勝に見えますが、しっかり下を撞かなければ動いてくれないのでなかなか難しいです。とても良い練習になります。
奇跡的にトリックショットのカードを引き当てました!
実際に配置してみると図で見るよりも難しそうに見えます。
続いてトリックショットに挑戦してみました。こちらは4球全てをポケットするアーティスティックではおなじみのショットです。ミリ単位で的球の位置を調整し万全な状態で臨みました! 結果は......残念ながら失敗でした。いざ実践してみると、手球を正確に撞かなければ1、2球は入ったとしても4球全ては入りません。これを諦めずに何度も練習してマスターすればいつの日かビリヤード場で人気者になれる日が来そうですね。
箱の裏にはマイク マッセイのメッセージが
今回の『アルティメイト プールチャレンジ カード』を通して、改めてビリヤードの自由度、ビリヤードの無限の可能性を感じさせられます。APAが作ったものなので英語表記ではありますが、普段の練習で使ってスキルアップさせる、大人数でワイワイ競い合う、または通常のトランプゲームで、などなど様々な用途で使用することができる『アルティメイト プールチャレンジ カード』是非とも使ってみてはいかがでしょうか。
協力/
キューショップジャパン/
Billiards Club MARS