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2018.09.28 トーナメント

大井直幸、海外戦初タイトル奪取!

2018CBSA "Beijing - Miyun" 9-Ball International Championship

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大井直幸


9月25日?28日の4日間に渡り中国・北京郊外の密雲を舞台に開催されていた『2018密雲ナインボールインターナショナル選手権』において、日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)所属の大井直幸が、決勝戦で地元中国の孔徳京を下し、見事に優勝を果たした。

この大会はCBSA(Chinese Billiards & Snooker Association)が主催する、大井を始めとして海外からトップ勢も多数参戦する男女共催の国際トーナメントで、優勝賞金は24万元(約400万円)。 64名で争われた予選ラウンドを負け無しで通過した大井は、ベスト32からの戦いとなった決勝トーナメントの初戦から劉海濤(中国)を11-7、台湾の謝佳泰を11-5、周龍(中国)を11-9、準決勝でも中国の徐小淙を11-5で下して決勝へ。決勝戦でも、現在WPA世界ランキング2位で昨年の男子ナインボール世界王者のカルロ・ビアド(フィリピン)を準決勝で破って勝ち上がってきた孔徳京を13-4と寄せ付けない圧倒的な強さを見せての戴冠となった。

2006年のデビューシーズンでいきなりJPBA年間ランキング1位となりMVPを獲得した大井は、昨年も含みここ5年で3度のMVPに輝いている日本のエースプレイヤー。これまでの国際大会個人戦では、2012年の男子ナインボール世界選手権の3位、昨年のワールドゲームズ銅メダルが最高だったが、強豪が揃う国際トーナメントで遂に初勝利を手にした。

シーズン終盤を迎えた国内でも、現在までランキング対象の公式戦で4勝を挙げ、ランキング1位をキープするなど好調なプレーを続けている大井。国内での次の試合は11月に開催される最高峰の戦い『第51回全日本選手権』の前哨戦とも言える『第31回北陸オープン』だ。