第18回東海レディースグランプリ
優勝・平口結貴
男子の『第23回東海グランプリ』と同じく9月16日(日)に決勝日を迎えた『第18回東海レディースグランプリ』。ベスト8戦からスタートしたこの日、決勝戦は今年も安定した強さを見せている河原千尋と平口結貴のランキングトップ2対決となった。
準優勝・河原千尋
すでに今季3勝を挙げている河原は、準々決勝で
藤井寛美を7-1、準決勝で
和泉早衣子を7-3で下して盤石の決勝進出。一方の平口は
曽根恭子を7-5、準決勝では
府川真理に7-6と競り合いをものにしての勝ち上がりとなった。
3位タイ・和泉早衣子
河原のブレイクでスタートしたゲームは、まず河原が2連続マスワリでリードを取る。しかし、第3ラックで河原の2ミスを拾って1点を返した平口が、ここから怒涛の4連続マスワリで一気に5-2とすると、次のラックも取って6-2とリーチ。
3位タイ・府川真理
河原もここから反撃に転じ、第9ラックでは平口の2ミスから取り切り、次ラックのマスワリで4-6まで差を縮める。迎えた第11ラック、一旦はチャンスを逃したかに見えた平口の6番のミスショットがブラインドとなり、ジャンプショットで攻めた河原もこれ逸らし、残りを慎重に取り切った平口が、今シーズン3度目の決勝戦で嬉しい初優勝を決めた。