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過去のニュース(2018年)

2018.08.28 トーナメント

第42回 9-Ball Classic 10ボールチャンピオンシップ

10ボールを制したのは持永隼史

8月26日(日)、東京・渋谷では「第42回 9-Ball Classic 10ボールチャンピオンシップ」が開催されていた。

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会場の「ビリヤードCUE」


大会は169名がエントリーし、テンボール、シングルイリミネーションの6ラック先取で行われ、ベスト16からは「チェスクロック」が導入された。チェスクロックは持ち時間制のタイムルールで、お互いゲームセットまでにかけられる時間が決まっている。持ち時間を超えるとそこから毎ショット制限時間がつくショットクロックとなるルールだ。「9-Ball Classic」ではこれを大会の会場である「ビリヤードCUE」が位置する東京・渋谷にちなみ、「シブヤ・エクスプレス」として試験的に導入した。今回のチェスクロックは、6ラック45分の持ち時間、持ち時間を過ぎた後は30秒のショットクロックだった。

169名の内ベスト16に進んだのは、以下の選手達だ。

新井栄一郎(VEGA)
小宮鐘之介(エニシング)
川連一斗(ルパン錦糸町)
真壁寿史(AZ.Place)
金子洋行(Hustler大塚店)
清水潮(コウ ホアロハ)
青木聖(セスパ)
池西秀太郎(AZ.Place)

渡邊勝利(STELLA)
竹内承勲(ルパン錦糸町)
榊原甲太郎(コウ ホアロハ)
波佐間慶太(アロウズ)
持永隼史(パラダイスたまプラーザ店)
大平和樹(VEGA)
小田切俊樹(Oops!)
今村豊(AIMS)


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3位タイ・青木聖


その中で左の山からは川連一斗が小宮鐘之介や、青木聖を破って決勝へと進んだ。右の山からは持永隼史が小田切俊樹や竹内承勲を破って決勝に臨んだ。

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3位タイ・竹内承勲


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決勝、バンキング


決勝もチェスクロックが使われる6ラック先取で行われた。ゲームの中盤までは、お互いに点を取り合う形となり、6ラック目が終わってカウントは3?3のタイ。第7ラックは、持永のブレイクが決まりマスワリかと思われたが5番でシュートミス。だが川連も8番ジャンプをスクラッチし、それに助けられて持永が1つまたリードを取る。

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持永隼史


次ラックでも持永のブレイクはしっかり決まり、今度は10番までランアウトして5?3で優勝に大手をかけた。第9ラックの持永のブレイクはスクラッチで、川連がセーフティを有効に使って取り切り4?6と一つ迫る。迎えた第10ラック、的球がかたまり、両者共にセーフティを多用する展開となった。緊迫した状況下で川連が突破口を見出し、5?10コンビまで漕ぎ着ける。時間を十分にとってアングルを見定めた川連。しかし、10番は僅かにサイドポケットから外れ、撞き順が来た持永が5番から順当に取り切りタイトルを手にした。

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