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過去のニュース(2018年)

2018.08.23 トーナメント

ヒットマン vs サイレントアサシンの14-1

The World 14.1はT. Hohmannが優勝

ニューヨークで開催されていた14-1種目のビッグタイトル、「78th Wolrd 14.1 Tournament」は現地時間8月19日(日)に決勝が行われた。招待されたトッププロら48名でスタートした大会は、現地時間8月17日(金)にはベスト8まで絞り込まれた。

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ラスト8名に残ったのは、

トーステン・ホーマン(ドイツ)
ペトリ・マコネン(フィンランド)
シェーン・バン・ボーニング(アメリカ)
ワレン・キアムコ(フィリピン)
トニー・ロブレス(アメリカ)
ミカ・イモネン(フィンランド)
マイケル・バドシュトゥーブナー(アメリカ)
ジョン・シュミット(アメリカ)

と名だたるプロばかり。8月18日(土)のベスト8、準決勝は200点先取で行われ、翌日の決勝は300点先取のロングフォーマットで行われた。ベスト8からシングルトーナメントを勝ち進み決勝を戦ったのは、「ヒットマン」と「サイレントアサシン」をそれぞれ異名に持つ2人。こんな2人が主役を張るB級映画があってもおかしくないが、ビリヤード界の2人は超一流のプレイヤー達だ。

冷静沈着にスコープを覗くヒットマンはドイツのトーステン・ホーマン。対して背後から静かに相手の隙を狙うのは地元ニューヨークのスター、トニー・ロブレスだ。

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トーステン・ホーマン


試合は、130点のランを出したホーマンがロブレスをW-138で破り見事優勝を決めた。ホーマンはこれで5度目の「The World 14.1」戴冠。2000年に入ってから2度以上の優勝を果たしているプレイヤーは他におらず、「5」という数字が如何にすごいものかわかる。ホーマンの最初の優勝は2006年、この大会がWPA公認で世界大会だった年だ。その後、11年、13年、15年とタイトルを獲っている。13年と15年はいずれもイングランドのエース、ダレン・アップルトンとを決勝で破ってのタイトルだ。そして、今年で5度目の優勝を果たしたヒットマン。凄まじい。



photo courtesy of dragon promotions