夏のビリヤード検定まであと150時間程となりました。およそ7日間、6回朝が来て夜が来るともうビリヤード検定です。
ビリヤード検定は唯一のビリヤード実技検定で『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)公認です。S・A・B・C級の4つの難易度の課題があり、自分にあったものを受検できるようになっています。それぞれの課題は全12問で多角的にビリヤードの実技能力を判定します。
ビリヤード検定、その受検するメリットは何か。
最大のメリットは客観的に自分の能力を測ることができることです。巷で使われるA級、B級などのクラス分けは自己申告の場合がほとんど。トーナメントで優勝してA級になったという方もいらっしゃいますが、試合で優勝できるのはたった1人。試合で優勝しなくても、試合に出ていなくても「この人Bじゃないよね......」みたいなことはよくあることだと思います。そこでこのビリヤード検定です。課題をこなし、その成功率で技術能力を判定するので、自己申告という曖昧さから脱して客観的に自分の能力を知ることができます。
また検定はビリヤード上達の近道となること間違いなしです。4種の課題は全てJPBAの有田秀彰プロが監修しており、自身でスクールを持つ有田プロが経験と知識を総動員させて作られています。ビリヤードに関わらず、何に於いても言えることだと思いますが、上達に最も欠かせないのは「何ができて、何ができないのか」を正確に判断する能力だと編集は考えます。その上でビリヤードでは、再現性の高さ、精神の落ち着き、集中力なども必要でしょう。ビリヤード検定はわずか12問ながら、それら全てが問われます。
柔軟なレッスンで人気の有田プロ