WPC2018 9-Ball Division
現在アメリカ・ラスベガスで行われているAPA(American Poolplayers Association)のワールドプールチャンピオンシップ2018(WPC)。
アメリカ国内のAPAとカナダ、日本のCPAとJPAから各エリアチャンピオンのチームが集まり10日間に渡り世界最大のプールトーナメントを戦います。
そしてつい先ほど、JPAから出場していた「アニゴンズ」(大阪/ツェット九条)がナインボール部門で優勝しました。
総勢1万3千人以上が集まるトーナメントで、ナインボール部門の優勝賞金は$15,000です。現地時間8月9日(木)から開催されていました。大阪のアニゴンズは1回戦から順調に勝ち進み、現地時間8月13日(月)午後3時より、アメリカ・イリノイ州のチーム「Racks On The Rocks」と決勝戦を行いました。
決勝はスキル5同士の対決から始まり、まずはRacks On The Rocksが勝利して幸先の良いスタートを切りました。しかし、第2試合からはアニゴンズが完全に流れを掴み、第4試合まで連勝。第3試合では、キャプテンの瀬戸山選手がマスワリから試合をスタートするなど、素晴らしいプレーを見せました。
大会の様子
第4試合が終わったところでカウントはアニゴンズ・49 vs 31・Racks On The Rocks。あと1ポイントでアニゴンズの優勝が決まる状況となります。最終の第5試合はスキル3の松田選手とスキル4のグレッグ選手の対戦に。松田選手のブレイク・1インから始まった試合はボールがポケット際に集まる配置となり、フロックに助けられながらも松田選手はそのまま5個取り切り、見事優勝を決めました。
WPCでJPAのチームが優勝するのは今回が初めてのことで、ゲームボールが決まった瞬間は大きな拍手と歓声が沸きました。なお、アニゴンズは大会スポーツマンシップ賞も授賞しています。
【アニゴンズ チームメンバー】
SETOYAMA IWAO (キャプテン)
YONEZAWA YOSHITERU
YUKIMOTO TAKAAKI
MATSUDA SAKI
YONEZAWA KAYO
SHINOHARA KANA
MATSUDA HIROKI
MIYASHITA DAIJI
【アニゴンズ対戦】
1回戦 vs Strai8 Outta Arkcanzaw
2回戦 vs Nerve Racking
3回戦 vs The Color of Money
4回戦 vs The Moose
5回戦 vs Purple Rain
6回戦 vs United Nations Players
7回戦 vs Van Ness Ohana
準々決勝 vs The Magnificent Eight
準決勝 vs Play With Caution
決勝 vs Racks On The Rocks
JPAからはアニゴンズを含め、ナインボール、エイトボール、マスターズ部門に全5チームが出場しています。ナインボール部門に参加した他の2チーム、KingMid(東京/ミッドナイト本厚木)、カキンジャーズZ(自遊空間BIGBOX高田馬場)の試合は既に終了していますが、本日(現地時間8月13日)からエイトボール部門、そして明日(現地時間8月14日)からはマスターズ部門の試合がスタートします。
KingMid 33位タイ/賞金750ドル獲得
カキンジャーズZ 257位タイ/賞金350ドル獲得
エイトボール部門にはJPAから「marimo」(東京/Oops!)が出場します。アメリカで人気のあるエイトボールはプレイヤー人口も多く、WPCの優勝賞金はなんと$25,000です。また、マスターズには同じく東京・「Oops!」より「Oopp!」が出場します。JPA勢の活躍に今後も期待です。
エイトボール部門/marimo
マスターズ部門/Oopp!
写真提供/
JPA