第31回ジャパンオープン
JPBA勢でベスト16一番乗りを決めたのは羅立文
35度を超える強烈な暑さの中での開催となった今年の『ジャパンオープン』は大会2日目を迎えた。前日に行われたダブル・イリミネーションの予選を勝ち抜いた128名が、9ラック先取・勝者ブレイクのシングルトーナメントを戦った(結果の詳細は大会オフィシャルページをご覧ください)。
会場となった『ビリヤード・ロサ』
本日の会場は東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』。試合がスタートした午前10時より、会場にはすでに大勢のビリヤードファンが観戦に訪れている。「今年は朝から大勢のギャラリーが来ていて驚きました。この大会2日目、年々ギャラリーが増えていると思います」と語るのは、ビリヤード・ロサ所属の松村浩道プロ(JPBA)。
会場には朝早くから大勢のギャラリーが訪れた
国内はもちろん、海外からもトッププレイヤーが参戦するこのジャパンオープンにおける最高の舞台は選りすぐりの16名が集う決勝日の『ニューピアホール』(東京・竹芝)であるが、幅広くたくさんの試合を見ることができるこの大会2日目も見応えは決勝日に勝るとも劣らない。
昨年準優勝の大井直幸も決勝日進出
現世界ランキング1位の
カルロ・ビアドを始め、15年『USオープン』チャンピオンの鄭?軒、14年ジャパンオープンチャンピオンの
アントニオ・リニングらが世界レベルのプレーを披露している。
今季好調の杉原匡も特設へ
JPBA勢は国内ランキング1位の
大井直幸がベスト16入りを決めており、初のジャパンオープン制覇に向けて着々と歩みを進めている。その一方で同2位の
栗林達がベスト128で、同3位の
飯間智也が昨日で、同5位でジャパンオープンを2度も制している
土方隼斗がベスト128で姿を消した。トップランカー達の情勢はなかなかに厳しい。
赤狩山幸男は高橋邦彦を破って決勝日進出
一方で、ランキング4位の
羅立文、昨年大会3位タイの
北谷好宏、ランキング7位の
竹中寛、今年は準優勝2回・優勝1回の成績を残している
杉原匡など実績ある選手達がベスト16に進出。彼らの戦いにも注目したい。
竹中寛は5年連続の特設行きを決めた
ハイレベルな争いの末に選び抜かれた16名のプレイヤーは以下の通り。明日の決戦の舞台は東京・竹芝の『ニューピアホール特設会場』で試合開始予定は午前10時。真夏のJOはいよいよクライマックスを迎える。
大井直幸(JPBA)
羅立文(JPBA)
赤狩山幸男(JPBA)
竹中寛(JPBA)
杉原匡(JPBA)
北谷好宏(JPBA)
嶋野聖大(JPBA)
北谷英貴(JPBA)
大西想(JPBA)
稲川雄一(JPBA)
アントニオ・リニング(フィリピン)
リー・バン・コルテッザ(フィリピン)
鄭?軒(台湾)
呉坤霖(台湾)
LO HO SUM(香港)
鎌田啓之(アマ)
Masato Kitamura