第31回ジャパンオープン
『第31回ジャパンオープン』最終日は、午前10時に男子テンボールベスト16からスタート。会場内に設置された8台のテーブルでは、一斉ブレイクの合図をきっかけに、ベスト8進出をかけた熱い戦いが展開された。
北谷ブラザースが直接対決
北谷好宏vs北谷英貴を始めとしてJPBA勢対決あり、海外勢vsJPBA、海外勢同士の戦いなど注目のカードが並んだ中、まず最初にベスト8進出を決めたのが大西想を8-3で下した、昨年大会3位タイの呉坤霖。
ベスト8一番乗りは台湾の呉坤霖
その後、マスワリを量産して島野聖大を8-2で下した大井直幸、兄弟対決をシャットアウトで制し、兄の貫禄を見せた北谷好宏、JPBAトップ勢対決を制した赤狩山幸男が勝ち残りを決める。
大井直幸は島野聖大を圧倒して勝利
残るテーブルの戦いでは、まずアントニオ・リニングが香港のロー・ホーサムを下して相変わらずの強さを見せると、2015年USオープンチャンピオンの鄭?軒がJPBA期待の羅立文を8-1と圧倒。
リニングはロー・ホーサムを問題にせず
稲川雄一vs鎌田啓之は稲川が中盤から抜け出して8-4として自身初のベスト8入りを果たす。最後に残ったテーブルでは、フィリピントップの一角、リー・バン・コルテッザと杉原匡が大熱戦を展開。終盤までどちらも譲らぬ展開となったが、6-6と追いついて迎えた第13ラックで杉原が痛恨のブレイクスクラッチ。そこから一度はチャンスがあったもののそれを活かしきれずコルテッザが8-6で勝利した。
杉原は惜しくもコルテッザを仕留めきれず
稲川は初のベスト8入
男子ベスト8の組み合わせは以下の通りとなった。
北谷好宏vsアントニオ・リニング
大井直幸vs稲川雄一
赤狩山幸男vs呉坤霖
リー・バン・コルテッザvs鄭?軒