第31回ジャパンオープン
お昼を過ぎてギャラリーの数がさらに増えてより賑やかになってきた『ニューピアホール』。ベスト16後には歴代のチャンピオン達が描いてきた大会の軌跡を振り返るヒストリームービーが放映された。
その後、本日はベスト8より試合がスタートする女子選手達が入場。今回のベスト8メンバーはJPBA6名、台湾2名となった。この中で一番に準決勝進出を決めたのは2016年準優勝の陳佳樺だ。久保田知子を7-0で下し、台湾若手トップクラスの実力を改めて示した。もう一名の台湾プレイヤー、郭思廷も谷山和子を相手に先行したまま駆け抜けていき、7-2で準決勝進出を決めている。
陳佳樺
郭思廷
日本選手同士の争いは河原千尋が夕川景子を7-3、梶谷景美が新保まり子を7-1でそれぞれ下し、優勝経験のある二人が準決勝進出した。次のカードは河原vs郭、梶谷vs陳とともに日台対決となった。ファイナルに駒を進めるのが日本選手となるか台湾選手となるか、是非とも注目したいところだ。
河原千尋
梶谷景美
男子ベスト8でまず素晴らしいゲームを見せたのがベスト16で兄弟対決を制している北谷好宏。ここではアントニオ・リニングを完璧なゲームで下し、8-0で勝利した。北谷はベスト16も含めて本日の失点はゼロ。準決勝は、稲川雄一を8-1で下した大井直幸との対決となる。
北谷好宏
大井直幸
一方、北谷と同じく海外勢との対戦となった赤狩山幸男は呉坤霖の前に8-5で敗れた。呉と対戦するのは鄭?軒を8-3で下したリー・バン・コルテッザ。これで準決勝は日本人対決と海外選手対決となり、決勝戦が日本vs海外となることが確定した。男子はどの選手が勝っても初優勝となる。
呉坤霖
リー・バン・コルテッザ
会場もさらにギャラリーが増えつつあるようだ。これから始めるセミファイナルを制して決勝の舞台にあがるのは果たして誰になるのであろうか。全ての試合に要注目だ。
【男子ベスト4対戦カード】
北谷好宏vs大井直幸
呉坤霖vsリー・バン・コルテッザ
【女子ベスト4対戦カード】
河原千尋vs郭思廷
梶谷景美vs陳佳樺