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2018.07.18 トピックス

奥村健プロが日本撞球殿堂入り

第31回ジャパンオープン会場で表彰式

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リー・バン・コルテッザと郭思廷の優勝で幕を閉じた『第31回ジャパンオープン』。数々の熱戦が繰り広げられた東京・竹芝の『ニューピアホール特設会場』で、16日(月・祝)に日本が誇るビリヤードプレイヤーの功績を称える特別な表彰式が行われた。

『日本撞球殿堂』(BCJ Hall of Fame)は、日本ビリヤード界の活性化と発展を目的に活動を続ける『一般社団法人日本ビリヤード商工連合会』(BCJ)が2004年に創設し、これまで永年に渡って日本のビリヤード界の発展に貢献したビリヤード人に感謝状を贈り、表彰を続けている。

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土井堅介BCJ会長から感謝状が贈られた


そして今年殿堂入りとなったのが、現在は日本プロビリヤード連盟(JPBF)に所属し、キャロムプレイヤーとして今なおビリヤードを追求し続けている奥村健プロ。

ビリヤードファンならその名を知らぬ者もないレジェンドである奥村プロは、1978年に日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)入りして以降、4連覇を含み全日本選手権を7度、ジャパンオープンを4度制覇。さらに1994年には、アメリカ・シカゴで行われた『ナインボール世界選手権』で優勝して日本のプール(ポケットビリヤード)界初の世界王者となるなど、他の追随を許さぬ圧倒的な成績を残してきた。

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ジャパンオープン準決勝前に、大勢のビリヤードファンを前に行われた表彰式では、BCJ会長の土井堅介氏より、記念パネルと感謝状が贈られ、30年に渡ってJPBAトッププロとしてビリヤード界を牽引し、さらにそれ以降、現在もなお、JPBFプロとして斯界の発展に大きく寄与し続ける功績が讃えられ、戦いの舞台はその一時、温かく大きな拍手に包まれた。