男子は405名、女子は91名がエントリー
JOのエントリーが7月4日(水)のレイトエントリー締切をもって終了した。今年の男子は405名、女子は91名がエントリーした。今回は出場が決定している日本勢、海外勢の情報を一挙お伝えする。
まずは女子。91名がエントリーした。昨年の96名から若干エントリーを少なくしての開催となる。海外からは韓国からKim Bogeonら2名、台湾からは、大眼妹こと周?妤、陳佳樺と郭思廷の3名が出場する。特に2000年生まれの陳と1994年生まれの郭に若手2人はこの2、3年JO上位陣の常連になっていて、昨年はそれぞれベスト16、一昨年の郭はベスト8、そして陳は準優勝を果たしている。今年も決勝進出今年も上位に上がってくると予想できる。
台湾の3名。左から、陳佳樺、周?妤、郭思廷
JPBA勢は38名がエントリーした。女子JPBA勢の5月末時点のランキングは1位から
河原千尋、
平口結貴、
栗林美幸、
久保田知子、
梶谷景美となっており、この5名も当然ながら出場する。アマチュアでは、女流球聖位を4期連続で務めた佐原弘子や、米田理沙、また今年の第10期女流球聖位に就いた丸岡文子などの強豪アマがエントリーしている。また昨年の全日本ジュニアで初優勝を果たした奥田玲生などの若手も出場する。
JPBA女子トップ5。左上から河原、平口。左下から栗林、久保田、梶谷
男子は405名の選手達がエントリーしており、こちらも昨年の450名に比べると数字を減らしての開催だ。ちなみに男女ともにエントリーが前年より減少するのは3年ぶりだ。男子の海外勢は14名エントリーしている。例年通りフィリピン、台湾そして中国からのエントリーが多い。
左からビアド、コルテッザ、イグナシオ
フィリピン勢はJOでも馴染みのあるトッププロら5名がエントリーしている。現在WPAの世界ランキング1位の
カルロ・ビアドを筆頭に、バンバンの愛称で親しまれる
リー・バン・コルテッザ、日本を拠点に活動する
アントニオ・リニングとラミル・ガレゴ、2012年以来度々JOに出場、決勝に進出しているラミエル・モルタ、そして若手有望株として成績を伸ばしているジェフリー・イグナシオだ。台湾からは、WPAランク5位の
鄭?軒、9位の?坤霖らが出場する。
鄭?軒 (左)と?坤霖 (右)
そんな強豪所が海外からは集まった男子だが、アメリカからは「スコーピオン」こと
ジョニー・アーチャーが参戦する。2度世界選手権で優勝し、90年代から00年代にかけて多くのファンを魅了したアメリカのエースプレイヤーである。彼に注目が集まることは間違いないだろう。
ジョニー・アーチャー
国内からはトーナメント上位陣となっているお馴染みのトッププロを初め101名のJPBA勢、そしてアマチュアは286名のプレイヤーがエントリーしている。5月末時点の男子JPBAプロランキングは、1位から
大井直幸、
飯間智也、
栗林達、
羅立文、
竹中寛となっており、このトップ5の出場も決定している。
JPBA男子トップ5。左上から大井、飯間。左下から栗林、羅、竹中
アマチュアでは、4月の第27期球聖位決定戦で自身6期目の球聖位に就いた喜島安広や、その相手を務めた広島の中野雅之、また先日のアマナインこと「全日本アマチュアナインボール選手権」A級部門で優勝した青木聖などのトップアマが多数エントリーしている。昨年のエントリー数は450名だったので、数字だけで考えれば少し易しくなったと言えるのかもしれないが、実際に出場するとしたら初日、2日目を突破する難しさ、そして決勝まで勝ち抜く難易度は例年通り恐ろしく難しいものだろう。