赤・白・黄の日本一
7月7日?8日(土・日)には『第25回全日本女子スリークッション選手権大会』が開催される。東京・新宿の「ビリヤード小林」にて、地区予選通過者とシードを合わせた9名が日本一を競う。
「全日本スリークッション選手権大会」は、1938年に創設されビリヤードトーナメントの中で最も歴史のある大会となっており、キャロムプレイヤーの憧れのトーナメントである。今回開催の女子の部は1994年に始まり、男子同様実力者揃いの大会となっている。またこの大会は「女子スリークッション世界選手権」の代表選考を兼ねている。
フォーマットは25点先取の総当たり戦で、40秒ルール、50キュー打ち切りの両者敗けとなっている。シードには、前回の第24回大会優勝者と現世界選手権者である
肥田緒里恵(JPBF)、そして今年5月に行われた『第19回アダムエメラルドカップ』の優勝者・
東内那津未(JPBF)の2名が選ばれている。予選を突破したのは、中日本の山本和子(Dr. CAROM)、東日本からは
林奈美子、
界文子、
西本優子(以上JPBF)、小林諒子(Kobby's)、吉村香南枝(NIKKA)、井上牧子(Kobby's)の計7名だ。
11年、14年、15年と優勝している西本優子
昨年の優勝は8勝0敗・アベレージ1.020を叩きだした肥田緒里恵、準優勝は6勝2敗・アベレージ0.861の林奈美子だった。一昨年もこの2人が優勝・準優勝を飾っている。ちなみに肥田は23回の開催の内、14回優勝するという今も昔も変わらぬ驚異の強さを見せている。次に全日本の優勝回数が多いのは肥田の母・
肥田一美の5回。親子合わせた優勝率はなんと82%だ。
肥田緒里恵
7月7日、8日(土・日)両日とも開始は午前10時だ。観戦は無料となっている。