パリオリンピック 2024
2024年のパリオリンピックでビリヤードを正式種目にしようという署名活動が今展開されている。
これは、The World Confederation of Billiards Sports(WCBS)が開催国フランスの Federation Francaise de Billard (FFB)と協力の下行っているものだ。
BRINGING BILLIARDS TO THE OLYMPIC GAMES 2024
WCBSはビリヤード競技3つ、キャロム、ポケット、スヌーカー全てを包括する統括団体で、1992年よりビリヤードのスポーツとしての地位の確立に注力してきた。最終的な目標は、キュースポーツをオリンピック競技にすることで、この署名活動はそのアピールのためのものだ。
WCBSは、International Olympic Committee(IOC)に対して、今年3月にパリオリンピックの追加種目としてビリヤードを自薦したと発表している。オンラインの署名は、2ヵ月前から始まっており、7月3日(火)現在、既に8,200名強の署名が世界中から集まっている。
WCBSの活動がなければ、「ビリヤード=スポーツ」という認識が生まれるのはもっと遅れていただろう。ビリヤードが正式にスポーツとして認められたのは、1998年にWCBSがInternational Olympic Comittee(IOC)の認可を受けたからだ。そのおかげでビリヤードは2001年のAkita World Gamesや、様々な総合競技の大会の種目に選ばれてきた。しかし、オリンピックの競技種目になったことはまだない。2004年のギリシャオリンピックでは、追加種目にあと1歩というところで届かなかった。2020年の東京オリンピックに向けて、同じように日本発信で署名活動が行われていたが、こちらも実を結ばなかった。
2024年のパリオリンピックでオリンピックでビリヤードを観てみたい、もしくはビリヤードでオリンピックに出てみたいという方は下記から署名に参加できる。