7月14日?16日(土?月・祝)に開催される日本最大のビリヤードトーナメント『ジャパンオープン』(JO)。このJOカウンドダウンのコーナーではここまで、開催情報、観戦、参戦情報、JO30年史までを紹介してきましたが、今日からしばらくは、CBNTで現在も配信されているJOの過去動画の中から、ビリヤードの面白さが詰まったシーンをピックアップしてお届けしていきます。
現JPBAランキング1位、昨年のJOは準優勝だった大井直幸
下で紹介している動画は、昨年の『第30回ジャパンオープン男子テンボール』大井直幸vs北谷好宏の準決勝の第8ラックです。競技種目は今年の第31回大会と同じテンボールで、先に8ラックを取ったプレイヤーが勝ちとなるルールとなっています。
昨年大会では素晴らしい戦いぶりで3位タイとなった北谷好宏
どちらが勝ってもJOで初の決勝進出となるこの試合、大井の優勢で進み第7ラック終了時点で5-2と大井がリードを広げます。そして迎えた動画のラックでは、北谷が踏ん張って1ポイントを返すのですが、このラックの中に、ブレイク、シュート、ポジションプレーといったビリヤードの基本的な技術はもちろん、セーフティやジャンプショットなどのハイレベルなテクニックを数多く見ることができます。
ビリヤードファンはもちろん、まだビリヤードの試合を見たことがないという方も、ぜひトップレベルの攻防をご覧になってみて下さい。もちろんこの試合全体も双方ミスがとても少ないナイスゲームです。さて今回取り上げたのは試合の中のほんの一部分ですが、厳しい予選を戦い抜いて勝ち上がってきたプレイヤーだけが立てる『ニューピアホール特設会場』では、こんな見ごたえのある試合を一日を通して楽しむことができるんですよ。