7月14日(土)より第31回ジャパンオープン
国内最大のオープン戦が今年も近付いてきた。夏の祭典とも言うべき「ジャパンオープン」だ。
今年で31回目を迎えるジャパンオープン(JO)は、毎年国内・海外、プロ・アマチュア問わず沢山の強豪選手が顔を揃える。国内ポケットビリヤードのビッグタイトルと言えば2つある。1つ目が11月に開催される「全日本選手権」だ。World Pool Association(WPA)のランキング対象の大会で(男子のみ)国内外のプロが多く参加するが、アマチュアの出場枠は限られている。そして2つ目が開催まで今日で1ヵ月を切ったJOだ。
2017年の男子優勝・張榮麟
出場資格に制限がないJOは、門戸の開かれたハイグレードな大会として人気が高く、男女合わせて定員数500名を超える大会は自らの実力を試すのに出場するアマも多い。昨年の第30回大会は、男子は450名のエントリーの中324名、女子は96名のうち52名がアマチュアの出場者だった。
2017年 女子優勝を飾った平口結貴
これだけ大規模なJOは、男子はテンボール、女子はナインボールでそれぞれ3日間、2日間かけて開催される。500名のうち、都内各地で行われる予選を抜けて決勝トーナメントに進むことができるのは、男子16名、女子8名。東京・竹芝のニューピアホールを特設会場に行われる最終日は、今年も錚々たる顔ぶれが揃いそうだ。
7月14日(土)より始まるジャパン・オープン。国内最大規模の大会としてプレイヤーにとっては目が離せないものになるだろう。出場する、若しくは知人が出場するという方も多いかもしれない。Web CUE'Sでは「第31回大会を隅々まで楽しもう」ということでこれから開催までの1ヵ月間、そんなJOの魅力をこれまでの名勝負の数々を振り返りながら余すところなくお伝えしていく。