今年も「都道府県対抗」の幕が上がった。JAPA(日本アマチュアポケットビリヤード連盟)各都道府県の支部クラブの代表5名がローテーションで日本一を競い合う、国内で唯一の団体公式戦。今年で54回目を迎えた大会は5月26日(土)に和歌山県の特設会場「和歌山ビッグホエール」を会場にスタートした。
この日は全国から集った48のチームが予選で4ブロックに分かれ、総当たり戦を行った。チームの総合成績で予選の順位が決まり、各ブロックの1位が決勝でシングルトーナメントを行い日本一が決定されるこの大会。予選だけで1人当たり11試合こなすことにるので、体力の温存も優勝へのカギとなってくる。26日にはそれぞれの選手が7試合を消化。27日には予選の残り試合と4チームによる決勝トーナメントが行われる。
一昨年と昨年は埼玉Aが2連覇を達成している。4月に行われた『第27期球聖戦』で史上最多の6期目となる球聖位の座に就いた喜島安広率いる埼玉Aは、その他のチームメンバーも実力派ばかり。3連覇のかかる埼玉Aは、26日終了時点でトップの福岡と1勝差のAブロック2位につけている。その他、Bブロックは沖縄、Cブロックは神奈川A、Dブロックは熊本がトップを走っている状況だ。
熱い戦いが続いた26日に続き、27日にはいよいよ今年の王者が決まる