19th Ladies 3C ADAM EMERALD CUP
5月20日(日)、東京・新宿の『ビリヤード小林』にて『19th Ladies 3C EMERALD CUP』が開催された。「MUSASHI」シリーズなどのビリヤードプロダクトを展開するアダムジャパンが主催として開催され、今年は24名の3C女性プレイヤー達が参戦した。
予選はダブルイリミネーション、ベスト8よりシングルイリミネーションの5点先取2セットのフォーマットで行われた大会は、3回戦で
肥田一美と
肥田緒里恵の親子対決が見られる一幕もあった。成績で見れば勝算の見込みがあったのは女子世界選手権で4度の優勝を誇る子・緒里恵の方だったが、ベスト8に勝ち進んだのは第1セットこそ4-5で譲ったものの、残り2セットを取った母・一美だった。
そんな肥田一美はベスト8で小林諒子アマと対戦、セットカウント1?2で惜しくも敗退した。肥田・小林と同じ山のベスト8では、
界文子が
西本優子との一戦で撞き切りを含む2?0で準決勝に進むなど調子の良さを見せた。
ベスト8の面々
決勝は、界を2?0で下し、初戦に1セット失点した以外は全て無失点の小林アマともう一方の山で
">林奈美子を準決勝で下した
東内那津未に。試合は東が1セット目は8キュー・5?4、2セット目は9キュー・5?4で譲らず、セットカウント2?0で見事優勝した。
優勝の東内那津未
「エメラルドカップ」での優勝は東内にとって4年ぶり2度目だ。次回の女子3Cの試合は7月7日?8日(土・日)開催の『全日本女子3C選手権大会』だ。今大会で優勝したことで、東内は『世界女子3C選手権大会』への選抜も兼ねたその「全日本」への出場県を得ている。今後の活躍はいかに。
写真提供:JPBF