第10期女流球聖戦
今週末、いよいよ今年の女流球聖位が決定する。球聖戦はアマチュアビリヤード界で最高峰のタイトルの一つ。毎年男女それぞれ一人ずつがその年の球聖位と女流球聖位に就く。1月から予選が開催され、3月25日(日)に東日本、西日本でそれぞれ行われたA級戦で東西の代表が1名ずつ出揃った。今週末の4月7日(土)に、まず女子の2名が対戦する「女流球聖位挑戦者決定戦」が行われる。そして、翌日の8日(日)に7日の勝者が前年の女流球聖位と対戦し、第10期女流球聖位が誕生する。
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女流球聖戦の聖地『マグスミノエ』
まず、7日(土)の球聖戦で戦うのは、東の代表・丸岡文子(神奈川)と西の代表・永岡さつき(愛媛)。丸岡はA級戦の決勝で千葉県の近光翼を7-6で、永岡は大阪府の布川明子を7-5で破っての挑戦者決定戦出場となる。試合は1セット7ラックの3セット先取で行われる。
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東日本代表・丸岡文子
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西日本代表・永岡さつき
8日(日)の決定戦で挑戦者を迎え撃つのは、第9期女流球聖位の中村舞子(長崎県)。中村は昨年、元プロの野間多美子を破り、初めて女流球聖位に就いた。今年も例年通り、挑戦者決定戦よりもさらに1セット多い4セット先取(1セット7ラック)のロングフォーマットで行われる。両日とも会場は女流球聖戦でお馴染みの大阪府・『
マグスミノエ』だ。
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第9位女流球聖位・中村舞子
長い予選を経て遂に3名にまで絞られた第10期女流球聖位の候補者達。その座を手に入れるのは誰か。女子ナインボーラーの日本一は今週末決定する。
写真提供/
JAPA、
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