@埼玉 セスパ東大宮
会場の埼玉県『セスパ東大宮店』
4月8日(日)の先週末は、第10期女流球聖位が誕生した。丸岡文子(神奈川県)が、第9期女流球聖位中村舞子を破り見事初のタイトルを獲得した。それに続いて今週末は球聖位、つまり男子のナインボーラー日本一を決める試合が行われる。
今年で27期目を迎える球聖戦は、まず4月14日(土)に「球聖位挑戦者決定戦」が行われ、東日本、西日本でそれぞれ勝ち上がってきたそれぞれ1名が代表として対戦する。試合はナインボールの3セット先取(1セット7ラック)のフォーマット。今年の東日本代表は、神奈川県の小宮裕樹。西日本の代表は広島県の中野雅之だ。小宮は「挑戦者決定戦」への進出は今回が初めてだが、昨年のジャパンオープンでは優勝した
張榮麟に敗れるも、アマチュアとして唯一ベスト16に進むなど十分な実力を持つ。
東日本代表・小宮裕樹
一方西の代表・中野は2014年、15年に東日本代表として2度挑戦者決定戦に出場している。16年より西に拠点が移り、今年は西日本代表として3度目の挑戦者決定戦だ。昨年はアマナインこと全日本アマチュアナインボール選手権大会A級の部で準優勝、西日本グランプリ第2戦でベスト16入りするなどの実績を誇る。
西日本代表・中野雅之
翌日15日(日)に挑戦者決定戦の勝者と第26期球聖位の喜島安広による「第27期球聖位決定戦」が行われ、今年の球聖位が決まる。史上最多である5期目の球聖位を務めている喜島は、球聖戦の他にも今年の関東オープンベスト16、昨年のアマローテ(全日本アマチュアポケットビリヤード選手権大会)で準優勝を果たすなど、長年に渡りアマチュア界のトッププレイヤーと言える成績を残している。試合は球聖戦お馴染みの1セット7ラックの5セット先取で行われる。
第23?25期球聖・第26期球聖位の喜島安広
会場は両日とも埼玉県の『
セスパ東大宮』。第27期球聖位に就くのは誰になるのか。初の球聖位決定戦に挑む東の小宮か、3度目の挑戦となる西の中野か、それとも自身の在位最多記録更新を目指す喜島が防衛を果たすのか。ナインボーラー日本一を決める決戦は今週末開催される。
写真提供/
JAPA、
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