3月17日(土)・18日(日)
全日本オープンローテーション選手権大会が今週末開催される。
JPBAのプロランキングの対象となる唯一のローテーション種目の大会は、3月18日(日)に大阪・「玉出ビリヤードACE」で決勝。
「玉出ビリヤードACE」
今年はポスターにもあるように「新感覚」のトーナメントになる。というのも、今年はセットマッチにフォーマットが変わっての開催なのだ。ローテーションのセットマッチはフィリピンで主流のルールで、今大会は予選は61点先4ラック先取、決勝は61点5ラック先取で進行する。予選はダブル・イリミネーションとシングル・イリミネーション、決勝トーナメントはシングル・イリミネーションだ。
昨年の大会を制したのは、つい先日の東日本グランプリ第1戦でJPBA西からの移籍後初優勝を果たした
大井直幸。昨年決勝の
羅立文戦は、羅がマスワリ2連発の290点ランで1度逆転するも、最後は大井がきっちり取り切るレベルの高いゲームで4年ぶり3度目の大会制覇を果たした。
大井は東グランプリ1戦で今季初勝利
ランキング対象の試合だけあり、第68回大会も予選参加者106名の内77名がプロ選手という形に。予選は17日(土)に、「玉出ビリヤードACE」「
タツミビリヤード」「
Billiard&Darts SUN 森ノ宮本店」の3会場に分かれて行われるが、初戦からハイレベルな試合が展開されそうだ。
オープン戦と同時に第58回B級戦も18日(日)、同会場「玉出ビリヤードACE」で開催される。こちらは例年通り120点先取のノンコールのフォーマット。今年は54名が競い合う。昨年は25年のブランクを経てビリヤードを再開した吉富克成(BRO)が見事優勝している。
昨年のB級ベスト4。左2が吉富選手
今年もハイクオリティなゲームが期待できる全日本ローテ。試合の様子は
USTREAMで中継されるので、気になる方は要チェックだ。
対戦表は
こちら