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過去のニュース(2018年)

2018.03.22 トーナメント

球聖 最終章へ突入

第27期球聖戦東西A級戦&第10期女流球聖戦東西A級戦

3月25日(日)、第27期球聖戦と第10期女流球聖戦の東西代表者がそれぞれ選出される。

球聖戦は、ナインボールのアマチュア大会として毎年注目を集める。全国から我こそはというプレイヤーが集まり、その年の球聖位、つまり最強選手の座を争う。予選は東日本、西日本に分かれ進行し、C級戦、B級戦を突破し、さらにシード選手を加えたA級戦を勝ち抜いた1名が東西それぞれの代表となる。その2名が球聖への挑戦権をかけて戦う『挑戦者決定戦』を経て、前年の球聖位と王座を争う『球聖位決定戦』で今年の最強選手が決まる。

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東日本A級戦、東日本女流A級戦の会場となる「ビリヤードCUE」


そんな球聖戦のA級戦、即ち東西の代表者決定戦が今週末3月25日(日)に開催される。『第27期球聖戦東日本A級戦』と『第10期女流球聖戦東日本A級戦』は東京の「ビリヤードCUE」で、『第27期球聖戦西日本A級戦』と『第10期女流球聖戦西日本A級戦』は大阪の「玉出ビリヤードACE」と「マグスミノエ」でそれぞれ行われる。

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広島『みゆきビリヤード』で行われた去年の『球聖位決定戦』を制したのは、在位通算5期目の新記録を樹立した埼玉の喜島安広だった。

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第23?25期球聖・大坪和史を破り第26期球聖位に就いた喜島安広


一方の女流は、第8期女流球聖位の平口結貴がプロに転向し空位となったため、東西代表者の間で争われた現球聖位には「ビリヤード伝来の地 長崎より参上」した中村舞子が就いている。

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初の球聖位獲得を果たした中村舞子。防衛は如何に


西日本A級戦には、大坪和史を始め去年の西日本代表の宮城龍馬(沖縄)、同じく沖縄出身の豊濱朝弥、川畑直弘などA級戦の常連である強豪が名を連ねる。女流では、去年A級戦で中村に敗れ2位となった布川明子がシードを獲得している。なお布川は先日の『第68回全日本ローテーションB級戦』で男子に混じり準優勝を果たしている。

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昨年の西日本A級戦優勝・宮城龍馬と、準優勝・豊濱朝弥


東日本でもアマチュアタイトルを多数獲得してきた持永隼史(東京)、上野勇貴、波左間慶太ら猛者が集う。女流では第4?7期女流球聖位の佐原弘子(茨城)らトップアマがシードを獲得している。

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佐原弘子


A級戦を突破し次のステップへ駒を進めることができるのは東西1人ずつ。実力者揃いの大会を制するのは誰になるのか。注目の結果は今週末日曜明らかに。