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2018.03.06 トーナメント

ニールス・フェイエンがSVBを下して優勝!

WORLD POOL MASTERS 2018

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復帰戦を見事優勝で飾ったフェイエン


昨年は日本から大井直幸が出場し5位タイとなり、インタビュー動画でも大きな話題を呼んだ『ワールドプールマスターズ』。招待された世界のトッププロ16名がナインボールを種目に戦うトップレベルのトーナメントが、昨年に引き続き、英領ジブラルタルの『ビクトリアスタジアム』を会場に、3月2日?4日(金?日)の日程で開催された。

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会場となったビクトリアスタジアム


今年は残念ながら日本からの出場はなかったが、世界の名だたるトップスターが集った大会は例年通りの盛り上がりを見せた。ヨシュア・フィラー(ドイツ)、ジェイソン・ショウ(イギリス)、さらには今大会を6度制しているラルフ・スーケー(ドイツ)、アール・ストリックランド(アメリカ)などなど、レジェンドクラスから絶賛売り出し中の若手までが揃う中、見事優勝を果たしたのは、昨年に肘の故障で手術をし、半年の間トーナメント活動を休んでいたオランダのニールス・フェイエンだった。

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3度目の大会制覇を狙ったシェーン・バン・ボーニングが準優勝


8ラック先取、勝者ブレイクというスリリングなフォーマットの中、フェイエンは1回戦でラジ・フンダル(インド)を8-2で下すと、準々決勝では今大会で2010年に優勝しているフィリピンのデニス・オルコロに8-6で勝ってベスト4進出を決めた。続く準決勝でも好調なブレイクショットを武器にカール・ボイズ(イギリス)に8-3で勝利したフェイエンは、決勝戦で今大会2014年、2015年に連覇を果たしているアメリカのシェーン・バン・ボーニングと対戦。

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決勝戦でもフェイエンのブレイクが冴え渡っていた


2人の戦いはフェイエンが第1ラックこそ取られたものの、そこから2連続マスワリを含む4連取で逆転。ボーニングに1ポイント返された後も、さらにマスワリを重ねて7-2と一気にリーチ。続く第10ラックで薄めの5番をミスして、そこからボーニングに2ポイント返されたものの、最終となった第12ラックで、ボーニングのブレイクノーインから1-9コンビを決めて、復帰戦を2013年以来5年振りとなるマスターズ2度目の制覇で飾った。

photo courtesy of JP Parmentiel/Matchroom Sports