世界タッグ日本代表は界敦康&森雄介、ニッカオープンプロ予選終了
左から界敦康、森雄介
韓国のキム・ヒョンコンの優勝で幕を閉じた東京オープンでJPBFの2018年も本格的にスタート。これに続いて世界のスリークッション戦線もいよいよ動き出す。その口火を切る『スリークッション世界選手権・国別対抗戦』(世界タッグ選手権)に昨年のJPBF年間MVPの界敦康と昨年JPBFランキング2位の森雄介が日本代表として出場する。
この大会は2月22日?25日(木?土)までの3日間、ドイツ・フィアゼンを舞台に開催されるもので、昨年は韓国のチョイ・ソンウォン、キム・ジェグン組が、決勝戦でベルギーのフレデリック・クードロン、ローランド・フォルトム組を下して初優勝を達成。界と小林英明で臨んだ日本代表は、予選ラウンド2位で決勝トーナメント進出を逃している。
界&小林で臨んだ昨年大会は惜しくも予選敗退(Photo Courtesy of Billiard Magazine Touch)
昨年に続く挑戦となる界、そして初の日本代表として戦う森が予選ラウンドで同組となったのは、ベルギー、昨年3位のフランス、レバノンの3チーム。強豪国が揃う中でまずは16チームを4チーム×4組に分けて戦われる予選を突破して、8チームで争われる決勝トーナメント進出を目指す。
また国内ではJPBFランキング対象の2戦目となる『ニッカオープン』が3月10日?11日(土・日)に開催されるが、それに先立ち2月15日(木)に、東京都内の『MARS』『ルパン』『松山』『REVE』を会場に東日本プロ予選が行われた。
出場27名を6組に分けて行われた30点ゲーム、総当たりリーグ戦の結果、16名が本戦進出を決め、前年度優勝シードの
島田暁夫、スポンサーシードの真野正光、小嶋正史を始めとしたシード勢とともに、30点ゲームのシングルトーナメントを戦うこととなった。
さらに2月、3月にかけては、5月3日?5日(木・祝?土・祝)に開催される『第75回全日本スリークッション選手権』の関東代表決定戦が行われる予定となっている。