第10回検定は2月24日(土)?3月4日(日)
第10回ビリヤード検定が迫ってきました。
ビリヤード検定は、希望するレベルの課題に挑戦することでS1級?C3級までの12段階別のグレード認定を受けることができる、『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)公認の唯一のビリヤード実技検定です。
受検を予定されている方が気になるのは、どんな課題配置が出題されるか、ですよね。今日は、『
ビリヤード検定必修課題集110』(小社刊)の中から検定の必修課題として出題されそうな配置メニューご紹介します。
検定では各課題4?5回挑戦し、その成功率でグレードが決まります。練習でも同じ配置を連続して成功させることを意識すると良いかもしれませんね。今回紹介する配置も良い練習になると思うので、ビリヤード検定を受検するしないに関わらず挑戦してみてください。課題はC?A級プレイヤー向けに分けて3つです。
※配置は全て右利き用です。左利きの方は反転させて試してみてください。
また、「
ビリヤード検定」Facebookページでは隔日で1つずつ課題配置を載せていきます。練習のお供にそちらもご覧下さい。
【C級】
サイドへのポケットです。「ヘの字」という程のフリではありませんが、構えとポケットとの位置のズレで少しいやらしく感じるかもしれません。サイドポケットへの苦手意識がなくなると一気に取り切りの確率が上がるのでたくさん練習したい配置です。
【B級】
フリーボールでコーナーポケットC付近のXエリアに手球をポジションする課題です。押し、引きの2パターンを練習してみましょう。aのラインで出す押し球のショットでは、かなり押しの回転が必要となるので大きなストロークでの精度が問われます。abともに的球に対してフリを小さく厚めに手球を置くと良いでしょう。
【A級】
最後はA級プレイヤー向けの課題。フリーボールで⑦⑧⑨を順にポケットする取り切り課題です。ビリヤード検定では最高レベルのS1級にあたる課題です。
赤狩山プロに試してもらった時はしっかり5回とも成功していました。さすが元世界チャンプ。
ちなみにカーリーは、⑦から⑧はバタバタ、⑧から⑨は切り返しで出していました。
ビリヤード検定や他の課題も気になる方は「
ビリヤード検定」Facebookページもチェックしてみてください。
課題製作・監修:有田秀彰 1,512円 (税込)