『ロサ』開催は今回が初で選手達は広い台間を楽しんだ様子
2018年初の東日本冠大会は、予選ダブルイリミネーション、ベスト32よりシングルイリミネーションのローテーション種目(ハンデ180点/150点〈B級〉)の恒例フォーマットで開催された。近年、ローテーション種目の大会ではアマチュア連盟員以外の選手が増えてきている。参加者64名でスタートした今大会も、半数近い27名が連盟に入っていない選手達だった。準優勝の中澤邦彦選手(グロッタアズーラ)を含め、その内4名が5位タイまでに入賞するなど、ローテーション種目の大会が連盟内外問わず盛り上がりを見せいてる。
そんな中で今大会の優勝に輝いたのは埼玉ポケットビリヤード連盟(SPA)の喜島安広選手。喜島選手は、ベスト4の香村明宏(神奈川アマチュアポケットビリヤード連盟〈KPBA〉)戦では175点まで先行されるも逆転し決勝戦に進出すると、中澤選手を78点に抑え、大会2連続制覇を成し遂げた。
左から3位タイ・香村明宏、優勝・喜島安広、準優勝・中澤邦彦、3位タイ・齋藤克幸
決勝の様子。喜島選手が中澤選手の追い上げを逃げ切る形で優勝した
この大会だけに限らず喜島選手は、東京ポケットビリヤード連盟(TPA)主管の大会で去年は7度の優勝を果たしている。優勝を逃したのは、3度のみでいずれも、ベスト8と準優勝が2回という勝率の高さで、プロ顔負けの安定感を誇っている。
運営のロサ所属・JPBA松村浩道プロも大会が滞りなく終了しにっこり
喜島選手が今年もアマチュの大会を総なめにしていくのか。それとも、食い止める選手が現れるのか。2018年度の大会は始まったばかり。アマチュアトーナメントからも目が離せない。