2017年のラストを飾るビッグトーナメント、『男子ナインボール世界選手権』がカタール・ドーハで開催中だ。9日からスタートした128名によるステージ2のグループラウンドが終了し、いよいよ大会はシングル・イリミネーションとなるベスト64戦に突入する。
ベスト64戦に臨む4名。左から大井直幸、土方隼斗、羅立文、竹中寛
また、今回の世界選手権で特徴的なのが、台湾もそうだが10〜20代前半のプレイヤーが数多く勝ち残っていることだ。中でも注目なのが『ワールドプールシリーズ』の王者となったアルバニアのエクレント・カチ(18歳)と今年チャイナオープンでメジャー初タイトルを獲得し、先のモスコーニカップでもMVPを獲得したドイツのヨシュア・フィラー(20歳)。この2人を含めて25歳以下のプレイヤーが64名中25名を占めるというこれまでにない状況となっている。
ラスベガスからドーハへ急行し、負けなしでB64入りのフィラー
ここから14日の決勝戦まで続く、負ければ終わりのノックアウトステージ。今年の世界選手権も佳境に突入したが、大井、土方、羅、竹中の4名はどこまで突っ走るのか。その戦いは要注目だ。