2017年のラストを飾るビッグトーナメント、『男子ナインボール世界選手権』がカタール・ドーハで開幕。まずは現地5日から、本戦であるステージ2進出をかけたステージ1からスタートし、初日に栗林達がステージ1を突破した。
6日にはステージ1の2日目が行われ、赤狩山幸男と高野智央が初日に続いて7ラック先取、シングルイリミネーションのトーナメントに挑んだ。
揃ってステージ2に進む栗林、赤狩山、高野(写真左から)
まず赤狩山は4連勝すれば勝ち抜けとなるトーナメント初戦でアブドルアジズ・アルアワディ、2回戦ではアーマド・アルデライミと、クウェートの2選手を下し、3回戦ではイランのシナ・ヴァリザーデを7-6で破って決定戦に進出。ここでもクウェートのメシャール・アルムルディを7-4で抑え、中東勢を4タテしてステージ2への切符を掴んだ。
高野は初戦でフィリピンのメネレオ・ミゲリャーノ、2回戦でクウェートのモハンマド・アルモハンナ、3回戦ではインドのアシュトシュ・スダカールを下して決定戦へ。最終戦は台湾若手の謝佳臻との緊迫したゲームとなったが、ここを7-6でものにして見事にステージ1突破となった。
ステージ2から登場の4名。左から大井、土方、羅、竹中
昨年優勝のアルビン・オーシャン(オーストリア)を始めWPAランキングトップ24からワイルドカード、ステージ1通過者12名などを含めた世界の強豪128名が戦うステージ2
。ベスト64までは8名×8組に分かれた9ラック先取のダブルイリミネーション、その後はノックアウトステージとなり、準決勝までは11ラック先取、決勝のみ13ラック選手で行われることとなっている。
昨年初の世界タイトルを奪取したアルビン・オーシャン