第50回寬仁親王牌全日本選手権
藤田知枝は素晴らしいプレーで中国の韓雨を破ってベスト8へ
『全日本選手権』も残すところ最終日のみ。22日には女子の予選ラウンドから男女のベスト16戦までが一気に進行し、タイトルをかけて23日に戦う男女16名が決定した。
朝イチの試合となったベスト32入りをかけた女子の勝者最終、さらに女子敗者最終戦を経て、男女のベスト32が確定し、午後からは男女のベスト32戦が行われた。
日に日に盛り上がりが増してきた『あましんアルカイックホールオクト』特設会場
前日の予選終了時に海外勢24名、 日本勢8名となっていた男子テンボールのベスト32戦に、ギャラリーの期待を背負う、
土方隼斗、
竹中寛、、
吉岡正登、
杉原匡、
浅野正人、、
内垣建一、
丸岡良輔のJPBAプロと、唯一アマチュアながら勝ち残った小川徳郎が登場。平日にも関わらず大勢が応援に訪れた『あましんアルカイックホールオクト』特設会場で渾身のプレーを見せた。
浅野正人はベスト16戦でフィリピンのヨハン・チュアと対戦
しかし、結果から言えばJPBA 対決を制した浅野の以外のプレイヤーはここで大会を終えることとなった。2-7の劣勢から取り切りの後のマスワリ7連発で一気に逆転リーチをかけた土方は、プレッシャーが高まる中、上がり際での小さなミスが積み重なって逆転負け。その他竹中は中国の劉海濤に敗れ、吉岡はトースティン・ホーマンを相手に土壇場で10-10としたが、一歩及ばなかった。
続いて行われた女子のベスト32戦では、
河原千尋、
平口結貴、
栗林美幸、
梶谷景美らのトップランカーが勝ち上がり、大会はいよいよ最終日に進出する男女16名を決める戦いに進んだ。
全日本初制覇を狙う河原であったが......
会場に設置されたTVテーブルを含む16台を使用して一斉に行われた男女のベスト16戦。男子テンボール唯一の日本勢として登場した浅野は、フィリピンのヨハン・チュアと対戦。会場からの声援を一身に受けて戦ったが、チュアのほぼ完璧なプレーの前に4-11で敗退。ここで今年の全日本タイトルはベスト8以降、海外勢によって争われることとなった。
平口結貴は台湾の郭思廷を下して最終日へ
一方の女子は、
藤田知枝が、素晴らしいプレーを見せて中国の
韓雨を9-2で撃破した他、平口が郭思廷、梶谷が魏子茜、栗林が謝喻雯と、それぞれに台湾勢を破ってベスト8
に進出。しかし初制覇が期待されていた河原が韓国のリム・ユンミに苦杯を喫し最終日進出を逃した。その他日本勢は
土師理恵子、新保まり子が勝ち残り、準々決勝の組み合わせは、平口vsリム、梶谷vs
陳思明、栗林vs土師、藤田vs新保となった。
梶谷はこれぞ女王のプレーで魏子茜に逆転勝ち。準々決勝では陳思明と激突する
第50回大会の最終日、男女準々決勝は午前9時10分にスタート。会場は日に日に盛り上がりを見せてきた『あましんアルカイックホールオクト』特設会場。日本女子の活躍と男女チャンピオンの誕生をぜひライブで!
2017全日本選手権ライブスコア-
ALL JAPAN CHAMPIONSHIP 2017
ライブ・ストリーム(動画配信)-
Chinese 8-Ball-WeMasters
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