ADAM JAPAN杯 第28回全日本プロ3C選手権大会
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毎年会場になる『ビリヤード小林』
11月25日〜26日(土・日)に『
ビリヤード小林』にて『ADAM JAPAN杯 第28回全日本プロ3C選手権大会』が開催された。選び抜かれた9名が総当たりで競い合うリーグ戦は、JPBFの今年最後の大会で年間ポイントランキングが確定した。
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ランキングが確定し思い思いの表情の選手たち
初日をトップで終えたのは、4試合全勝した
界敦康。
梅田竜二戦では今大会での自身のハイラン10を記録した。界に続いたのは、同じく全勝しアベレージ僅差で2位だった
船木耕司。
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初日のアベレージは1.391だった界敦康
それを3勝1敗の
森雄介、
宮下崇生が追う形で1日目を終えた。森が前年覇者の
新井達雄とのゲームで出したハイラン15はこの大会最高だった。
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界と船木を追う森雄介
2日目も強さを発揮したのは船木耕司。
真野正光との一戦で真野に18キュー・40-23で敗北した以外は全勝しトータル7勝1敗、アベレージ1.346で見事優勝した。
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満面の笑みの船木耕司
トップでスタートした界は、新井戦と優勝争いのかかる船木戦で23キュー・40-34で惜しくも敗れ、トータル6勝2敗で2位にランクインし、大会を終えた。
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トップ争いに勝った船木耕司
初日3位通過の森は界に37点で敗れ、宮下戦は引き分けで、全体で5勝2敗1ドローの3位、今大会1番のアベレージ1.584で終えた。宮下は1ドロー3敗と奮わず、順位を1つ下げ5位でフィニッシュ。
大会で唯一船木に勝った真野は4勝3敗1ドローで4位、前年優勝の新井はアベレージ1.092、準優勝の梅田は1.163と力を出し切れず、それぞれ6位と7位で今年の大会を終えた。
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大会結果
そして今年の年間ポイントランキングでMVPに輝いたのは、今大会2位の界敦康。
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初の年間MVPを獲得した界敦康