今年の『あましんアルカイックホール特設会場』。まだ設営中だが、TVテーブルが設置される
50回の節目を迎えた日本最高峰のビリヤードトーナメント『全日本選手権大会』が開幕した。今日と明日の2日間は、本戦である男子ステージ2への切符をかけたステージ1が行われる。
予選とはいえ、この戦いももちろんレベルも高い。JPBA勢だけでなく、海外勢と全国タイトルを持つトップアマも含め、今回は68名が出場し、テンボール、9ラック先取のシングル・イリミネーショントーナメントを行って、12名がステージ2に進出できるフォーマットだ。
この2日間で通過者が決定すると、19日(日)から男子テンボールはステージ2に突入。ステージ2には128名が出場し、9ラック先取のダブルイリミネーションで戦われ、勝者側から32名、敗者側から32名の64名が勝ち残りとなる。そこからはシングルイリミネーションとなり、23日(木・祝)には栄えある今年の王者が誕生する。
日本男子のスリートップ。左から大井直幸、羅立文、土方隼斗
。今年国内でも海外でも確かな実績を残している大井を筆頭にして、海外勢を迎え撃つ戦力は例年以上に整っている。今年こそ05年以来の賜杯奪還のドラマが見られることに期待したい。
上の動画は、奥村健(現JPBF)が05年の全日本選手権を制した最終ラック。こんな感動的なシーンを生む1つの重要なファクターは、会場で声援を贈るビリヤードファンの熱だ。そのためにもぜひ、週末から最終日にかけては『あましんアルカイックホールオクト』特設会場へ!
』では、2005年から2016年までの各ファイナルを含む全日本選手権の202試合を観ることができます。合わせて、ご堪能下さい!