11月17日(金)から始まったステージ1で開幕した『第50回全日本選手権」。今年も舞台は秋のアルカイック。金曜、土曜の2日間で計12名の予選通過者(ステージ2進出者)を選び出し、いよいよ昨日(18日・祝)は男子ステージ2がスタートした。128名をダブルイリミネーションの枠に振り分けて64名に絞り込むステージは、初日から出場者全員が登場する。そんな豪華な初日が日曜日ということもあり、会場内は大勢の観客でにぎわった。
ギャラリーの集まる『あましんアルカイックホールオクト』特設会場
まず朝から4回転にわたって勝者1回戦が行われ、外が暗くなった5回転目(最終回転)は勝者最終に突入。(残りの半分は今日)ここで勝てば無傷で決勝シングル(ベスト64)への切符が手に入る。"神様"エフレン・レイズ(フィリピン)や昨年王者の柯秉逸(台湾)、一昨年の王者であるヨハン・チュアら海外有力どころが概ね順当に無傷のステージ通過を果たした。今年も台湾とフィリピンを二大勢力として、どこまで日本勢が食い込んでいけるのかが焦点となるだろう。
がマークアリストテレ・メンドーザに敗れて、今日の敗者側2連勝が決勝ラウンド進出への絶対条件となった。さらに勝者2回戦でも海外のトップ選手を相手に日本勢の苦戦が続く。そこに
昨日の段階で通過を決めた日本人は2名のみ。だが、今日も勝者最終、敗者最終までの回転をこなす中で、続々と決勝トーナメント進出者が決まっていく。一人でも多く残って、一つでも多く勝ちあがる。これに期待をしながら、会場で、そして日本中で寛仁親王牌奪還を見守っていただきたい。