今年全日本選手権を初制覇し、現在ランキングもトップの界
スリークッション世界王者を決める年に1度の『2017 World Championship 3C』(世界スリークッション選手権)が、11月8日〜12日(水〜日)の5日間にわたってボリビア・サンタクルスを舞台に開催される。日本からは小林伸明('74年、'84年)、梅田竜二('07年)と2人の世界王者を輩出している歴史ある大会に、日本から今年の全日本選手権者でJPBFスリークッションランキングトップ(10月15日時点)の界敦康が参戦する。
昨年の王者は、先月開催されたジャパンカップでも圧倒的な強さを見せたダニエル・サンチェス(スペイン)で、今年は通算5度目の世界制覇を狙う。
今大会の出場者は世界各国から集った48名。まずは出場選手を3名×16組に分けて総当たりのリーグ戦を行い、各組の2位までがベスト32からスタートする決勝トーナメントに進出できるフォーマットとなっている。予選リーグからの勝ち抜けは1位のみで、決勝トーナメントに進出できるのは16名という昨年から変わったポイントだ。そして、今年も前回大会に引き続き、全てが40点ゲームで戦われる。
界が戦うBグループは、世界選手権を3度制覇しているオランダのディック・ヤスパースとコスタリカのエリック・テレスの3名。界は現地時間8日12時(日本時間9日1時)からテレスと対戦。この試合の後、テレスに勝った場合は9日16時(日本時間10日5時)、負けた場合は8日20時(9日9時)にヤスパースと対戦することとなっている。今年好調なプレーを続けている界が挑む世界選手権。まずは初戦勝利と予選リーグの突破が第1関門となる。