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過去のニュース(2017年)

2017.11.01 トーナメント

アマチュアプレイヤー144名の熱闘!

福井国体県民参加プログラム 第16回全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会

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A級ベスト4。左から3位タイ・松原祐生(岡山)、優勝・伊藤寿将(福井)、準優勝・藤田竜(静岡)、3位タイ・杉本優太(石川)


10月28日〜29日(土・日)の2日間に渡って、 『福井国体県民参加プログラム 第16回全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会』が開催された。この大会は『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)が主催し、国民体育大会開催の前年に記念大会として開催都道府県で行われる年に一度の全国大会だ。

今年は2018年に『第73回国民体育大会 福井しあわせ元気国体』が開催される福井県と隣県の石川が舞台となり、ここに全国から144名のアマチュアプレイヤーが集い、A級、B級、L級(女子)に分かれた、ナインボールで争われるポケットの部とスリークッションが種目となるキャロムの部の4つのカテゴリーでトーナメントが行われた。

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L級ベスト4。左から3位タイ・佐藤裕美(東京)、優勝・小西さみあ(東京)、準優勝・原口さゆり(愛知)、3位タイ・米田理沙(神奈川)


まずポケットの部で最もハイレベルなA級は福井市内の『キャロム』、『ケニーズ』が会場となり48名の猛者が6ラック先取、予選ダブルイリミネーション、決勝トーナメント(ベスト16から)のフォーマットで戦った。

ここまで大会3連覇を果たしていた島田隆嗣(愛知)がベスト16で今年の名人戦で挑戦者として戦った神奈川の林武志に敗れ、その林を準々決勝で下した地元福井の伊藤寿将が準決勝で石川の杉本優太を6-4で破って決勝に進出。決勝でもベスト16から本間俊行(東京)、鐵山泰三(兵庫)、松原祐生(静岡)を倒して勝ち上がってきた静岡の藤田竜に6-4で勝利して、嬉しい初制覇となった。

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B級ベスト4。左から3位タイ・近藤聡(埼玉)、優勝・具志堅郷士(沖縄)、準優勝・朝倉拓輝(静岡)、3位タイ・久保友樹(長崎)


日本全国から32名の女子プレイヤーが出場したL級は石川県野々市市の『VIVA2』、『フリーポート』を会場に4ラック先取で戦われた。そのプレーレベルは高く、数多くの熱戦が展開されたが、今年6月に開催された『第25回関東レディースオープン』で、トッププロが多数出場する中ベスト4に食い込んだ、当代を代表するトップ女子アマの一人である小西さみあが、予選から無敗のまま、決勝戦でも愛知の原口さゆりを4-2で下して大会連覇を達成した。

L級と同じ野々市市の『VIVA2』『フリーポート』『エディ』が会場となったB級には48が出場。女子級と同フォーマットの4ラック先取で争われた戦いで見事に優勝を果たしたのは、沖縄の具志堅郷士。具志堅は決勝トーナメントのベスト16から麻生論(富山)、園田英人(兵庫)、久保友樹(長崎)を1点に抑えて決勝へ。静岡の朝倉拓輝との対戦となった決勝でも4-1で勝利して、晴れてA級昇格を果たした。

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キャロムの部(スリークッション)ベスト4。左から優勝・北條啓太(大阪)、準優勝・中島宏典(埼玉)、3位タイ・榎本光昭(神奈川)、3位タイ・日下聡(北海道)


全国から16名が出場し、『エディ』を会場に戦われたキャロムの部では、大阪の北條啓太が素晴らしいプレーを展開。予選リーグでは3戦全勝、グランドアベレージも16名中2位の0.900で1位突破。準々決勝で熊本の平井伸幸、準決勝で北海道の日下聡を下すと、決勝では、予選アベレージトップの0.928を叩きだした埼玉の中島宏典を18-10で破り、栄えある戴冠となった。

写真提供/NBA