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過去のニュース(2017年)

2017.10.31 イベント

ニュータイプのビリヤードイベント発進!

『PREMIER SEVEN−プレミアセブン−vol.0』

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ダブルス&シングルストーナメントの入賞者の皆さん


10月29日(日)、東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』を会場に、新しいタイプのビリヤードイベント『PREMIER SEVEN−プレミアセブン−vol.0』が開催され、子供からシニアまで、老若男女50組100名がトーナメントで競い、プロプレイヤーと触れ合い、ミニイベントで楽しみながら、丸一日ビリヤードを満喫する一日を送った。

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会場となった『ビリヤード・ロサ』


プレミアセブンを主催したのは、ビリヤードグッズのネットショップ『キューショップジャパン』でもお馴染み、JPBAのトップランカーも多数サポートプロとして活躍する『株式会社ジャストドゥイット』。当日は、ちょうど1週間前に夫婦で公式戦同日優勝を果たしたばかりの栗林達栗林美幸を始め、藤井寛美福田豊土方隼斗有田秀彰の6名のJPBAプロも参加して、イベントを大いに盛り上げた。

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この日参加したJPBAプロ(左から福田、有田、一人置いて藤井、栗林美幸、栗林達)と主催のジャストドゥイット代表・谷崎文保氏(左から3番目)


イベントのメインは、JPAルールのナインボールが種目となったダブルス戦と、32名で競うナインボール3ラック先取のシングルス。ダブルス戦は上級者からビギナーまでが楽しさと緊張感を同時に味わいながらプレーできるように考えられた点数制のハンデマッチで、プロも初級者とペアを組んで出場。予選リーグから決勝リーグを通じて真剣かつ、笑顔の絶えない戦いとなった。

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ダブルストーナメント決勝。トッププロが見守る中、楽しく熱く優勝を争った


ダブルス戦では決勝で髙橋将也さんと小椋陽太さんの社会人ペアを破った梅津優輝さんと田中奈穂子さんの大学生ペアが優勝。また、ショートゲームながら、ダブルス戦とは一味違ったハイレベルなトーナメントとなったシングルスでは、栗林達プロが、トップアマの一人として東日本グランプリなどでも入賞経験を持つ小笠原晋吾選手を下して貫禄の優勝となった。

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ダブルス優勝の梅津さん、田中さんペア


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シングルス優勝の栗林達プロ(右)と準優勝の小笠原さん


こうしたトーナメントと並行して行われていたのが各種のミニイベントと、カスタムキューからキューケース、タップやグローブといったアイテムまでがズラリと並んだ展示即売会。この日は、ビリヤードイベントに参加することも、プロプレイヤーと一緒にプレーすることも初めてという出場者も多く、チャレンジマッチや有田プロによる『お試しビリヤード検定』のコーナーは盛況続きとなった。

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グッズの展示即売会とフード&ドリンクコーナーは会場内の人気スポットだった


自らもトーナメントに参加し、出場プレイヤーからの声も聞きながらプレミアセブン初の開催を終えた主催社ジャストドゥイット代表の谷崎文保氏によれば、「初めての挑戦ということで、計算外のことも多く結果的には運営面での反省点もありましたが、大きなトラブルなく無事終了できたことが収穫だったと思います。次回以降は課題をクリアしながら、さらに磨きをかけていきたいと思っています」とのことで、プレミアセブン−vol.1は、来年のできる限り早い時期での開催予定で準備が進められていくということだ。

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チャレンジマッチやビリヤード検定、ワンポイントレッスンなどで賑わったミニイベント


1日の取材を通して、参加者からは「とても楽しかった」「次回もぜひ参加したい」といった声が多く聞かれ、満足度の高さが窺えたプレミアセブン。プログラムからイベント演出までを通じて、競技も含め、ビリヤードが持つ魅力を様々な角度から楽しんでもらうという基本コンセプトを明確に発信しながら、メジャーイベントへの成長を目指してスタートを切った(『PREMIER SEVEN−プレミアセブン−vol.0』のより詳しいリポートは、12月7日(木)発売のCUE'S12月号でもお伝えする予定です)。