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過去のニュース(2017年)

2017.10.27 トーナメント

大井直幸、惜しくも敗者側に回る

The 42nd Annual U.S. Open 9-Ball Championships

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世界のトップと互角の戦いを演じている大井


22日より、アメリカ・ヴァージニア州チェサピークの『The Sheraton Norfork Waterside Hotel』を会場に開催されている『第42回USオープン』。日本からは5名のJPBA勢が参戦しているが、大会5日目が進行中の段階で、大井直幸がワールドクラスのプレー奮闘中だ。

WPAランキング対象のトーナメントでもある今大会は、ナインボール、11ラック先取(決勝のみ13ラック先取)のダブル・イリミネーションがフォーマットとなっており、世界中からトッププロが参戦する世界一とも言えるほどタフなトーナメント。

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会場となっている『The Sheraton Norfork Waterside Hotel』


その中で大井は、初戦から3戦を順調に勝ち上がって勝者側のベスト16に進み、大会4日目の25日には、2005年に今大会を制しているアレックス・パグラヤンと対戦。大量リードから追撃を受け大熱戦となったこの試合に11-10で勝利して勝者側ベスト8に進出。

明けて5日目、勝者側ベスト16戦で羅立文を下したスペインのフランシスコ・ルイス・サンチェスとの対戦では、序盤のビハインドから一時8-6と逆転したが、その後も競り合いが続き、惜しくもここで9-11で敗れて勝者側ベスト4入りはならず。

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大会に参戦したJPBA勢。左から高野智央、羅立文、大井直幸、赤狩山幸男、稲川雄一


しかし、ダブル・イリミネーションのトーナメントのため、この後、5連勝は必要になるが、敗者側から勝ち上がってUSオープンタイトルを獲得することは可能だ。もしニック・バンデンバーグ(オランダ)と党金虎(中国)の勝者との対戦が決まっている敗者側10回戦で敗れた場合、最終順位は9-12位となる。

その他日本から出場しているJPBA勢は羅立文、赤狩山幸男が共に17-24位、高野智央が49-64位、稲川雄一が96-128位で大会を終えている。大会は残す所2日、大井直幸の海外メジャータイトル初獲得に期待がかかる。

写真提供/スワッグスポーツ

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