先週末の20日(金)、遂に国内での販売が開始された新たなビリヤード・ギア『BK-RUSH』。今や世界有数のプロダクトキューメーカーとなったプレデター社が満を持して送り出したハイパフォーマンス・ブレイクキューだ。
カーボンシャフトを採用した全く新しいタイプのブレイカーだ
昨年発売となったカーボンファイバー複合材で作られた『REVO』シャフトは、日本でも大きな話題となり、今ではトーナメント会場でも漆黒のキューが多く見られるようになってきた。BK-RUSHは、これまでの木製のシャフトとは違った感触や打感が多くのプレイヤーに受け入れられてきたタイミングでの発売となった。
シャフトには様々な独自のテクノロジーが採用されている
もともと『プレデターBK』に始まり現行の『BK3』までの間、ブレイクキューの研究・開発でも高い評価を受けてきたプレデター社が、これまでの蓄積と新素材を融合させて作り上げたBK-RUSH。その最も大きな特徴は、やはりREVOの技術を土台にした新たなブレイクシャフト『REVO BK-R カーボンファイバーシャフト』だろう。
少々長い名前のこのシャフトは、プレーキュー用のREVOと同じく航空宇宙産業用の高機能のカーボン繊維が素材の中心を占めるのはもちろん、タップからシャフト先端の内部構造に至るまでに、力強く正確なブレイクを生むために新たに開発されたテクノロジーが埋め込まれているという。
それだけでなく、バットについてもBK-RUSHでは強度を維持しながらロスなくパワーを手球に伝えることを命題に4ピース構造が採用され、トッププレイヤーによるテストも繰り返しながら、最適なキューバランスも追求されているという。
これから国内プレイヤーの間でもBKが登場した頃のようにニューブレイカーの「RUSH」が起こるのか。とにかく今年の秋大注目のビリヤードギアであることは間違いない(BK-RUSHについてのより詳しい情報は