本州最北端、メカニカルブリッジの形をした県
9月17日(日)に陸奥の国、青森県で『第2回青森県学校対抗三巴戦』が行われた。試合には北里大学、八戸工業大学、弘前大学のビリヤードサークル員、20名弱が参加し、『マンハッタンクラブ』(青森県・弘前市)が会場となった。
会場の『マンハッタンクラブ』
試合はトーナメント形式で、各大学のサークル員の合計得点を競うポイント制で行われた(1勝ごとに1〜2ポイント、順位に応じてボーナスポイント)。シングルスとダブルスが行われ、優勝したのは弘前大学(50ポイント)、準優勝は八戸工業大学(33ポイント)、3位が北里大学(8ポイント)だった。
3大学集合写真
八戸工業大学ビリヤード部部長の武藤さんは、「学生同士がビリヤードをできる機会があるということが嬉しい。他校の学生のレベルが高くてまだまだレベルアップしなければと感じました。」と話し、他大学のプレイヤーと交流することで学生達がモチベーションを高め合っている様子が伺えた。
店舗や競技人口の減少によって、地方の苦しいビリヤード事情が聞こえて来る中、青森県で3大学対抗戦が行われているというのはビリヤード業界にとって明るいニュースだ。『青森県学校対抗三巴戦』は、ビリヤードをする現役大学生達を応援すべく、八戸工業大学のOBが企画・運営したものであり、今後は他県との交流も深めるなどして、ビリヤードの興隆を目指して行くという。
写真提供/青森県学校対抗三巴戦運営