前列左から3位タイ:羽鳥あゆみ、準優勝:西本優子、優勝:肥田緒里恵、3位タイ:里村いずみ
ハンデキャップが、アマチュアは持ち点×0.4、プロは12点というレギュレーションゆえに、例年JPBFの女子プロも勝つことが難しいこの大会、優勝した肥田緒里恵も予選の2回戦でアマチュアに一度敗れ敗者側へ。準優勝の西本も予選勝者最終で1度敗れた。結局、6人いたJPBF勢の内、ベスト8に残ったのは敗者側から残った肥田と西本のみとなった。
肥田緒里恵は準決勝で、上がり点が3点の羽鳥あゆみを10キュー、12-2で凌ぐと、決勝戦では西本とのJPBF対決を14キュー、12-10で制し、2014年以来7度目の優勝を決めた。敗れた西本は自身4度目の優勝とはならなかった。
女性プレイヤーなら誰でもできる『レディースオープン3Cトーナメント』。今大会でも元女流球聖の米田理沙を始め、ポケット種目のトーナメントにも出場しているアマチュアが多く見られた。来年以降もプロ・アマが凌ぎを削ることのできる大会として、女子3Cの普及に繋げて行ってもらいたい。