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2017.09.08 トピックス

ランキング動向大分析【東西グランプリ編】

東は土方、西は竹中が現在トップ

『グランプリイースト第5戦』決勝・第7ラック


『ジャパンオープン』が行われた熱い夏も過ぎ、今年の試合は後半戦に突入した。男子プロの試合は大きく2つに分類され、1つはグランプリなどの東西ブロック別の試合。もう1つはオープン戦や全日本選手権などの、全国対象の試合だ。まずは東西グランプリランキングのこれまでの動向を見て行く。

【グランプリイースト】

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ランキング1位・土方隼斗


現在『グランプリイースト』は7戦中5戦が終了。残すところは今月末の第6戦(池袋『ロサ・ビリヤード』開催)と10月末の第7戦(『バグース六本木』開催)だ。現在の東日本ランキングトップ10は以下(グランプリイーストHPより引用)。

1位 700pt 土方隼斗
2位 680pt 羅立文
3位 620pt 栗林達赤狩山幸男
5位 580pt 照屋勝司西嶋大策
7位 540pt 塙圭介嶋野聖大高橋邦彦
10位 500pt 小寺裕史 

第2戦以来、土方隼斗が1位をキープし続けている。しかし2位の羅とは20pt差、3位とも80pt差しか離れていない。次の第6戦の結果次第で、今年の最終ランキングの動向が大きく左右されることになる。

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小寺裕史


10位の小寺裕史は今年北海道予選を4回通過しており、徐々に実力をつけて来ているという印象だ。小寺は2014年の『第1回全日本学生選手権』で優勝。青森大学の薬学部を卒業してからプロ入りしている。

今年のGPE優勝者は以下。()内は開催店。

第1戦 栗林達(『リンク西川口』)
第2戦 土方隼斗(『リンク北千住』)
第3戦 今野一輝(『ミスタースポーツマン中延店』)
第4戦 西嶋大策(『キャノンボール大森店』)
第5戦 赤狩山幸男(『プールカイザー』)

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GPE史上3人目のアマチュア優勝をした今野一輝選手


今年は2勝した選手はまだいない。第3戦では土方隼斗があと1歩で連覇だったが、決勝の対戦相手の東北代表・今野一輝アマが、グランプリ初出場・予選初通過・初優勝。彗星のごとく現れての大活躍だった。アマチュアが優勝するのは、プロ入り前の早瀬優治、羅立文を0スコアに抑えて優勝した持永隼史に続き3人目のことだ。

第5戦では世界チャンピオン・赤狩山幸男が2014年の第1戦以来、3年振りの優勝。GPEのMVP争いに加わることになった。

【グランプリウエスト】

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竹中寛


続いて『グランプリウエスト』の動向を見ていく。今年は全6戦を予定、これまでに3戦を消化している。現在のランキングと、これまでの優勝者は以下。なお、『グランプリウエスト』のランキングは、第1戦から第3戦のポイントの合計で、記者の手計算よるもの。

1位 480pt 竹中寛
2位 460pt 大井直幸
3位 400pt 浜田翔介
4位 380pt 杉原匡
5位 360pt 吉岡正登
6位 340pt 稲川雄一 
7位 320pt 北谷好宏
8位 300pt 倉内秀介和田敏幸原口俊行北谷英貴

第1戦 浜田翔介(『R.T.B』)
第2戦 大井直幸(『ファイブナイン』)
第3戦 竹中寛(『マグスミノエ』)

今年優勝した3人がそのままランキングトップ3となっている。続く4位は杉原匡で、決勝戦進出こそないものの、全戦ベスト8以上に進出する安定したアベレージを見せている。残る試合は3試合。9月末の第4戦、第5戦が2日連続開催となり、その時にランキングの大きな変動が予想される。

以上が東西グランプリの動向。明日の記事では全国ランキングの動向を見ていく。

※記事内の試合は『CBNT』でご覧になれます。ぜひご利用下さい。