1位河原に迫るのは平口と曽根
前回の男子全国統一ランキング編に続き、今回は女子の全国ランキングの動向を見ていこう。現在のJPBA女子ランキングトップ10は以下(JPBA公式HPより引用)。なお、ここで紹介しているランキングは、男子と同じく今年1月からのポイントを対象としたものである。
1位 1250pt 河原千尋
2位 1030pt 曽根恭子・平口結貴
4位 960pt 梶谷景美
5位 890pt 藤井寛美
6位 880pt 光岡純子・栗林美幸・和泉早衣子
9位 870pt 藤田知枝
10位 850pt 久保田知子
1位・河原千尋
まず1位は今年ランキングトップを取れば5年連続となる河原千尋。今年は関東レディースオープンの1勝のみだが、やはり高い安定度でポイントを積み重ねて定位置を堅持している。
2位・平口結貴
2位にはジャパンオープン初制覇の記憶も新しい平口結貴と5月の全日本女子プロツアー第2戦で約2年3ヵ月振りのツアー制覇を果たした曽根恭子の2人が並んだ。優勝ももちろんだが、この2人もまた今年高いアベレージを残している。
続く4位は梶谷景美、そして5位に藤井寛美、さらには6位に光岡純子、栗林美幸、和泉早衣子が並んでいる。しかし、トップ5以下のポイント差はほとんどなく、これから全日本選手権までのシーズン後半戦いかんで大きくランキングは変わってくる状況だ。
2位・曽根恭子
女子の全国ポイント対象試合は残すところ4試合。
9月『東海レディースグランプリ』
10月『北陸オープン』・『九州レディースオープン』
11月『全日本選手権』
現在のトップ3がMVP獲得に向けて最有力と言える状況だが、ハイグレード戦が続くこれからの結果によっては、大きな変動も有り得る。さらに12月に開催が予定されている女子ナインボール世界選手権でポイントを加算することができるため、女子のMVP争いは、最後の最後までもつれていく可能性も大きい。
※記事内の試合は『
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