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ビリヤードは男子2名が派遣

『第29回ユニバーシアード競技大会』が8月18日（金）〜30日（水）に、台湾で開催される。ビリヤードは今大会でデモンストレーション競技として初採用され、25日（金）〜29日（火）に行われる。

日本代表を決める選考会は今年の5月に『ビリヤード・ロサ』（東京・池袋）で行われ、男女の代表を2名ずつ決定した。しかしその後、『公益社団法人日本ビリヤード協会』（NBA）は「確認不徹底」により、女子代表選手の派遣ができなくなったことをアナウンスし、代表が内定していた小西さみあ（女子美術大学）と佐藤裕美（明治大学）の派遣を中止。ビリヤードの代表選手は鈴木謙吾（慶應義塾大学）と、宍戸隆之（山形大学）の男子選手2名となった。


ユニバーシアード本戦はシングルスとダブルスが行われる。男子はどちらも、ナインボール、11ラック先取、交互ブレイク（9オンフット・スリーポイントルール）、45秒のショットクロックとなっている。ラックはレフェリーラックとなっており、先日行われた『ワールドゲームズ』と比べても遜色のない、WPAルールに基づいたフォーマットだ。

ユニバーシアード競技大会とは1959年から隔年で開催されている、大学生を対象にした国際競技大会。今年は台湾で開催され、サッカー、水泳、柔道などの22の競技が行われる。選手団の主将を勤めるリオデジャネイロ五輪金メダリストの萩野公介をはじめ、日本からはビリヤード代表を含む336名の選手が出場する。