アメリカ・ラスベガスで行われている『American Poolplayers Association(APA)』の『ワールドチャンピオンシップ』。アメリカ各州の代表チームと、カナダ、日本の代表チームが集まり、世界一を決める大会だ。APAナインボール部門の開催期間は8月10日〜14日(木〜月)の5日間で、現在最終日が行われている。エイトボールは8月14日〜19日(月〜土)、マスターズは8月15日〜18日(火〜金)に開催される。
5位タイの成績を残したスナックマコーン(ミスタースポーツマン学芸大学・東京)
日本代表チームは、スナックマコーン(ミスタースポーツマン学芸大学・東京)とレアルミッド(ミッドナイト本厚木・神奈川)、アニゴンズ(ツェット九条・大阪)の3チーム。レアルミッドは129位タイ、アニゴンズは65位タイ、スナックマコーンはトップアマ・持永隼史を中心にベスト8(8回戦)まで勝ち進み、470チーム中5位タイの成績を残した。
エイトボールの代表はTFF-成長部門(ビリヤードニッカ・東京)が13日(日)にラスベガスに向けて出発し、最大で今週の土曜日まで戦うことになる。日本のJPAではナインボールの競技人口が多いが、エイトボールがメジャー種目のアメリカ、APAではエイトボールのチームが圧倒的に多い。今回のワールドチャンピオンシップにも、ナインボールが470チームなのに対してエイトボールは720チームが参加している。
マスターズ代表はツェットアニー(ツェット九条・大阪)で、大会が15日から開催されるため、本日日本を発つことになる。
『ワールドチャンピオンシップ』は、ラスベガスの『ウエストゲートホテル』の大広間に329台の特設コインテーブル(7フィート台)を設置して開催されている。大会期間中は本戦以外にも、100台弱のテーブルを利用して、『ミニマニア』という20ドル前後で出場できる16人規模のトーナメントが全部で985大会、常時行われていたり、様々なキューメーカーの特設ブースが展開されているなど、1万1951名の参加者が四六時中ビリヤードを堪能できる世界最大のビリヤードイベントだ。
写真提供/JPA