8月6日(日)、『第8回東日本Tokyoテンボール』が東京・渋谷『CUE』にて開催された。今年の参加人数は当初要項上に記載されていた128名の定員を上回る141名(内、6名が女性)となり、大会は盛況となった。フォーマットはテンボール(交互ブレイク)の5ラック先取で、シングルイリミネーション。
会場の『CUE』(写真はベスト8のバンキングの様子)
』の出場権を得ることができるため、都内のトップアマチュア達が多数参加したのはもちろん、他県からも腕試しに参加するタイトルホルダー達が集い、非常にレベルの高い試合となった。
ベスト8には現名人の小川徳郎(KPBA/アロウズ)、現球聖の喜島安広(SPA/セスパ)を筆頭に、トップアマが揃い踏み。その面々を倒して優勝したのがエニシング所属の小宮鐘之介。小宮は予選の1回戦、3回戦をヒルヒル(5-4)のスコアでしのぎ、ベスト8まで勝ち上がると、川連一斗(錦糸町ルパン)を5-2、準決勝で小川を5-2、決勝戦で喜島を5-1で破り、強敵相手に余裕のある優勝をしてみせた。
左から3位タイ:青木聖(セスパ)、準優勝:喜島安広、優勝:小宮鐘之介、3位タイ:小川徳郎
ではアマチュアながら準優勝。今年の7月に行われた『ジャパンオープン』では初日に、『チャイナオープン2016』3位タイの実績を誇る呉坤霖(台湾)を倒している(その後ベスト128で再戦し、8-9のヒルヒルで惜しくも敗れた)。22歳小宮のさらなる活躍に注目だ。
写真提供/TPA