東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』には大勢のギャラリーが訪れた
7月16日(土)は日本のビリヤード界最大規模のトーナメント『第30回ジャパンオープン』(JO)の2日目。東京・池袋の『ビリヤード・ロサ』では男子テンボール、東京・渋谷の『CUE』では女子ナインボールを種目に、大会最終日の17日(月・祝)に東京・竹芝の『ニューピアホール』特設会場で戦うことを許される男子16名、女子8名を決める戦いが始まった。
まず男子は午前10時よりベスト128戦がスタート(JPBAオフィシャルサイトのトーナメント表はコチラ)。負ければそこで大会終了となる9ラック先取の戦いは、1組から8組までの対戦から順次進行し、ニューピア行きを決めるベスト32の試合までが行われた。
トッププレイヤー達の激しいサバイバル戦、まずベスト16一番乗りを決めたのが大井直幸。ベスト32戦は、2年連続準優勝の栗林達との対戦という、決勝でもおかしくないカードとなったが、ここは大井が9-2で勝ち抜けた。
シードプレイヤーとしてベスト32からスタートした土方隼斗は、台湾の若手、許睿安と対戦。高い攻撃力を持つ21歳は前年度覇者に対しても臆することなくキューを伸ばし、6-8と土方にリーチをかけられたところからしぶとく粘って試合は8-8に。最終ラックも緊迫感ある攻防となったが、許のコンビミスからしっかりと取り切った土方がJO連覇に向けてまずは第1関門を突破した。
その他、JPBA勢は、羅立文、川端聡、田中雅明、竹中寛、北谷好宏、高野智央、菅原利幸がベスト16へ。海外勢は台湾から張榮麟と呉坤霖、フィリピンからはアントニオ・リニング、ヨハン・チュア、ジェフリー・イグナシオ、ロミエル・モルタが勝ち残り、唯一人アマチュアとして小宮裕樹がニューピア行きを決めた(JPBAオフィシャルサイトのトーナメント表は